こんにちは!
東京オリンピックを全力で応援している愛Tソリューションです。
本記事は、2019年3月19日に当サイトに掲載した記事に下記内容を加えて改変したものです。
《追記した内容》
● ボランティアで活動するにあたり必要な物品について
● 東京オリンピック2020のユニフォームの新旧デザインについての補足
● 新旧デザインを手掛けたデザイナーの情報
この記事は、
「東京オリンピックでボランティアが着るユニフォームについて深く知りたい」
「東京オリンピックのボランティアのユニフォームってどんなデザインなの?」
と疑問を持った方におすすめです。
この記事「【東京オリンピック】ボランティアの新・旧ユニフォームを比較!」を読めば、
「東京オリンピックのボランティアユニフォームの新しいデザインについて」
「東京オリンピックの新ボランティアユニフォームの詳細について」
以上の2つが理解できます。
早速ですが、正式に決定した東京オリンピック2020でボランティアが着用するユニフォームの新デザインはこちらです。
ちなみに、あまり評価の得られなかった旧デザインのユニフォームはこちらです。
ちなみに、旧デザインほどではありませんが、新デザインも世間的にはあまり高い評価は得られていないようです。それでは早速、みていきましょう。
東京オリンピックのボランティアの着るユニフォームには旧デザインがあった!?
2020年の夏に開催される東京オリンピック大会で、ボランティアの人たちが着るユニフォーム。2018年12月上旬の第2回委員会を経て、2019年2月下旬〜3月中旬ごろにかけて最終審査が行われ、正式なユニフォームの新デザインが発表されました。ところで、忘れてしまっている人もいるかもしれませんが、東京オリンピック2020のボランティアユニフォームには旧デザインがあったことを覚えていますか?
ダサいと悪評高い旧デザインが決定した経緯と手掛けた人物について徹底解説
2020東京オリンピック大会のボランティアユニフォームの旧デザインが発表されたのは、舛添要一が東京都知事として就任していた2015年のこと。若手を対象にしたコンペを行い十分な審査で決まったデザイナーによって、デザインされたユニフォームでした。この時に選ばれたデザイナーが藤江珠希(ふじえたまき)という方で、ベルギーにある超名門のファッション学校であるアントワープ王立芸術アカデミーを卒業していることや、2013年にウィメンズのオリジナルブランド「タマキ フジエ(TAMAKI FUJIE)」を発表したことなどでも有名なデザイナーです。ちなみにこの方です。
東京オリンピックユニフォームの旧デザインを手掛けた藤江珠希とはどんな人物?
実はこの方、すごい経歴をお持ちです。2003年に立教大学社会学部を卒業後、すぐにヨーロッパへ渡りました。そして、ベルギーのアントワープ王立芸術アカデミーでファッションを学び、さらにファッションを極めたいがために2005年、セントラルセントマーティンズ美術大学ファッションプリント科に入学しました。在学中、アレキサンダー・マックイーンの下で研修に励み、2009年6月に同校を卒業しました。卒業時に発表したコレクションは、Dazed and Confused Digital, i-D Magazineなど数々の注目作品を世に送り出してきました。メディアにも取り上げられ、その注目度は世界規模です。
そして、2010年に日本に帰国。その後は、インテリアや服飾などの生地(テキスタイル)をデザインするテキスタイルデザイナーとして活動し、「スタジオブラックオペラ」というデザイン事務所を設立しました。2013年の春夏コレクションから、ウィメンズウエアのオリジナルライン「タマキ フジエ(TAMAKI FUJIE)」を発表し一躍有名になりました。
そんな藤江珠希が2020東京オリンピック大会のボランティアユニフォームのデザインを手掛けたのですから、さぞかしすばらしいデザインのユニフォームになるかと思いきや、発表されたのは「えっ!?」と思ってしまうほどの、悪く言えばダサいデザイン。
ユニフォームの旧デザインがダサい理由
藤江珠希がデザインしたのに、どうしてあんなデザインになってしまったかというと、コンペには「男女兼用で4サイズ展開のポロシャツと帽子、バッグを製作し、ポロシャツの後ろ身頃には公募で決まるボランティアチームの名前がプリントされること」という条件に加え、「街を歩く人と間違えられるような服ではなく、ポロシャツでありながらわかりやすくて、なおかつ正装感を出す」という都の強い要望があり、そうしたコンペの条件を満たすデザインにしたら、あんなデザインのユニフォームになってしまったようです。コンペの条件について詳細をまとめました。
「男女兼用で4サイズ展開のポロシャツと帽子、バッグを製作し、ポロシャツの後ろ身頃には公募で決まるボランティアチームの名前(『おもてなし東京』に決定)がプリントされることも決まっていた。
「街を歩く人と間違えられるような服ではなく、ポロシャツでありながらわかりやすくて、なおかつ正装感を出したいという都の強い要望がありました。」
また、藤江珠希は「権利上の問題などで変更になった点もありますが、私なりにベストを尽くしてデザインさせて頂きました」と語っていますから、藤江珠希さんが考えたデザインと、発表されたユニフォームとではデザインが少し異なっていたようです。あまり印象のよくなかった旧デザインの東京オリンピック2020のボランティアユニフォームですが、結局、東京都知事が代わったことで白紙に戻ってしまいました。
旧デザインのユニフォームに寄せられた悪評の内容とは?
東京オリンピックでボランティアが着用するユニフォームの旧デザインが悪評高いことは理解できたと思いますが、どんな内容の悪評が寄せられたのか気になるという方もいることでしょう。大きくまとめると以下の2点です。
- 韓国の伝統礼服に似すぎていてパクったのではないか?という疑惑
- 李氏朝鮮の王宮守衛の衣装にも似ていて日本で着るには違和感がある
東京オリンピックのイメージカラーを考慮してこのデザインになったといわれていますが、それにしても似すぎていると思いませんか?特に帽子のあたり。ちなみに、朝鮮の帽子は「戦笠(せんりゅう)」と呼ばれています。こちらが、その李氏朝鮮の王宮守衛の衣装です。
東京オリンピックのボランティアユニフォームの新デザインのコンセプトは?
舛添要一に代わって新たな東京都知事となった小池百合子は、旧デザインのボランティアユニフォームが気に入らなかったのか、オリンピックで自分の色を出したかったのか、「躊躇なく変えていきたい」というの鶴の一声でユニフォームを新しいデザインにしてしまいました。
東京オリンピックユニフォームの新デザインが決定した経緯と手掛けた人物について徹底解説
この新デザインを手掛けるのはアシックスと組織委員会のデザインチーム。その中にはデザイナーのコシノヒロコや、スタイリストの原由美子に加え、趣味で描いた個性的な絵にもファンがいる香取慎吾らが名を連ねています。新デザインユニフォームのコンセプトは「CONDITIONING(猛暑対策)」「DIVERSITY(多様性と調和)」「SUSTAINABILITY(持続可能性への配慮)」で、東京の持つ「伝統」と「革新」を「市松模様」と「QRコード」で表現すると発表されています。
ユニフォームの新デザインを手掛けたコシノヒロコとはどんな人物?
東京オリンピックの旧デザインに変わって新しくデザインを手掛けた人物がコシノヒロコです。実はこの方もっとすごい方なのです。世界を相手に活躍する日本きってのファッションデザイナーで、その豊富な経験年数は50年を超えます。さらに、関西大学、神戸芸術工科大学、神戸松蔭女子学院大学の3つの大学の客員教授も務めている日本のファッション業界を牽引する人物です。
ファッションブランド「HIROKO KOSHINO」といえば耳にしたことのある方も多いでしょう。日本各地に点在する百貨店などを中心に、約100店舗展開しているやり手です。さらに、その特徴的なファッションは注目の的です。そして、2008年のベストジーニスト賞の受賞で一躍有名になりました。このとき、倖田來未や亀梨和也も並んで受賞したことから一気に注目されました。ちなみに、元プロ野球監督の星野仙一とも親交が深く、後援会の副会長を務めるなど多岐に渡って幅広く活動しています。この方がコシノヒロコです。
旧デザインにかかった費用はどれくらいだったの?
旧ユニフォームには総額で3,015万円の費用がかかったといわれています。ポロシャツなど全4種類あり、3,735着もすでに作られた状態でした。また、デザイン料が約100,000円、すべてを計算すると1着につき約8,000円という結果となります。つまり、1着が8,000円で、3,735着作られたということは、合計3,015万円。結局無駄に終わってしまいました。ちなみに、「1着25万で韓国に製作を発注している」とSNSで噂が広まっていますが、これについては信憑性が無いため信じないほうがいいでしょう。
小池都知事は、桝添前都知事の時ほど、オリンピックにお金がかからないようにしたいと言っていますから、新ユニフォームには、旧ユニフォームほど費用をかけないでしょう。しかし、約3000万円もの高額費用を無駄にしてまで、ユニフォームのデザインを新しくしたのですから、今度は誰もが2020東京オリンピック大会にピッタリと思ってくれるデザインにしてほしいですね。新デザインの全容はこちらです。ポロシャツ含め全5種類です。
新デザインのなかでも特に人気の高い法被に注目!!
東京オリンピックユニフォームで発表された新デザインのうち、法被の評判が高く人気を獲得しています。その法被がこちらです。
いかがでしょうか?
東京オリンピックが開催される時期は夏です。そんな夏でも涼しげで華やか、そして、日本の伝統を思わせる雰囲気を持った素晴らしいデザインの法被だと思いませんか?そもそも、法被は日本の伝統ですから、外国人の観光客からも人気が高いです。
ボランティア活動にあたり支給される物品について
2020年に開催される東京オリンピックに参加されるボランティアの方に国から支給される物品については次の通りです。
「東京2020大会 大会ボランティア」オリジナルデザインのユニフォーム一式(シャツ、ジャケット、パンツ、キャップ、シューズ、バッグ等。アイテムによっては、複数枚を予定)
- ボランティア活動中の飲食物
- ボランティア活動に参加される方向けの保険
- ボランティア活動の期間中における滞在先から会場までの交通費相当(1000円/日)
ちなみに、ボランティア参加者を対象としたオリエンテーションや研修、ホテルや旅館などの滞在費については自己負担となりますので、あらかじめご了承ください。
● 東京オリンピックのボランティア説明会についての記事はこちら
⇒ 【豪華ゲスト登場】東京オリンピックのボランティア説明会の内容
まとめ
東京オリンピックのボランティアの着るユニフォームの新デザインが発表され、着々と進む会場建設や準備をみていると何だか待ち遠しく感じますね。ちなみに、東京オリンピック2020のロゴマークの「&TOKYO」については28億円もかけられていました。様々な指摘や非難を浴びつつ、しっかりとその立ちはだかる壁を乗り越えて、無事成功させてほしいものです。東京オリンピックの日程やチケット、競技種目などこれを見ればすべてが分かります。合わせてご覧ください。
⇒ 【総合まとめ】東京オリンピック2020のすべて
最後に、東京オリンピックで多くの外国人観光客が来日することが予想されます。
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⇒ 東京オリンピックで自分を変えたい!結果にコミットできる【ライザップ】《ボランティアに関連する記事はこちら》
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《更新履歴》
2019年3月19日
2020年5月2日
《参考にした文献、サイト》
● 東京都
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/09/15/09.html
● ウィキペディア コシノヒロコ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B7%E3%83%8E%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B3
● ウィキペディア 藤江珠希
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E6%B1%9F%E7%8F%A0%E5%B8%8C
● 王宮守門将交代式に行って来ました!
https://www.seoulnavi.com/special/5001988
● TOKYO2020 株式会社アシックス
https://tokyo2020.org/jp/organising-committee/marketing/sponsors/asics.html
● 東京オリンピック2020ボランティア お渡しするグッズ等
https://tokyo2020.org/jp/special/volunteer/support/
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