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ニュージーランド中央銀行の政策金利0.5%の利上げを発表!!

coins-gfbbcbab59_1920 【速報】最新の経済ニュース!おすすめ情報をわかりやすく解説!

ニュージーランド政策金利4.75%!!インフレどこまで抑えられるのか!?

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ニュージーランドでは、先月末以降の天候不順で記録的豪雨が続いており、先月発足したヒプキンス政権にとっては船出と共に荒波に直面しています。政府はこの天候被害により、被害総額がGDP比で4%弱にも上ると予想されているようです。

緊急対策で3億NZドルの実施を決定、その他方では、インフレは高止まりしている上に、復興予算も新たに加わることが予想される為、新たなインフレ要因として懸念されています。

ニュージーランド中銀は、22日の金融政策決定会合で、10会合の連続で利上げを決定しました。

今回0.5%の利上げ率となり、縮小するも、会合の中では0.75%の大幅な利上げ幅も検討する場面もでたり、リセッションを警戒しながら、インフレの抑制に向けて、一段の利上げも検討される姿勢も見られたようです。

重くのしかかる天候被害!?いかに舵を取るか!?

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今、ニュージーランドで起きている災害や課題について簡単にまとめてみました。

1.先月末以降の天候被害。オークランド周辺では、記録的豪雨により、浸水被害や土砂災害、停電や断水が発生。

2.サイクロンが近づき、幅広い範囲で災害が発生、その為国家非常事態宣言をした。

3.ア-ダン前首相が、突然辞任の発表。その後にヒプキンス氏が無投票で選出される。新政権発足したばかりの為、10月には総選挙が控えていることもあり、党勢の立て直しなど課題は山積している。

これらの課題に加えて、数年前からの生活必需品を中心とするインフレや米ドル高の影響を受けたNZドル安による輸入のインフレは、ニュージーランド中銀が定めているインフレの目標値を大きく上回っている水準となっているようです。

ニュージーランド中銀決定の背景!?

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今回の決定について、会合後の声明文において

前回会合の昨年11月には、インフレ期待が高止まりし、雇用も堅調に進んでる中追加の利上げを実施したが、今回のサイクロン被害で、生産活動と物価への影響を注視する必要があるとして、利上げ幅を縮小したとコメントしています。

天候被害など一巡した後には、インフレ圧力に拍車がかかる可能性があるため、インフレ率を目標域に戻すためには,さらなる引き締めが必要になると見ているようです。

今後の動きどうなる!?

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今年半ば辺りから、リセッションに陥る可能性があると見ているようですが、その期間については不確実なところがあると、警戒感を示しています。

NZドルの相場を見てみると、アメリカの連邦準備制度理事会の金利の高止まりが見えてきていることもあり、注視しながらも、ニュージーランド中銀ではタカ派的な傾向が確認されていて、今後底堅い展開が繰り広げらる見方になっていきそうです。

参考記事 第一生命経済研究所 ニュージーランド中銀利上げ

 

 

 

 

 

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