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相次ぎ経営破綻のアメリカ大手銀行!今アメリカ経済で何が起こってるのか!?

piggybank-olru6x88cgI-unsplash 【速報】最新の経済ニュース!おすすめ情報をわかりやすく解説!

大手銀行とはどのような銀行だったのか!?

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今回経営破綻が公表された大手銀行の2行ですが、一つはシリコンバレーバンクとシグネチャ-銀行になります。

シリコンバレー銀行は、総資産が22年末の時点で、おおよそ2090億ドル(約28兆円)と言われていました。2008年に破綻したワシントンミューチュアル銀行に次ぐ規模の破綻。取引先はIT企業やスタートアップ企業が主な取引先であったようです。

もう一つのシグネチャー銀行は、22年末でおおよそ1103億ドル(約14兆8000億円)の総資産を抱える大手の銀行でした。暗号資産関係の企業を主に取引先としていました。

それぞれの銀行の破綻に至った背景等はどのような事だったのでしょうか!?

IT企業の見方と思われたシリコンバレー銀行破綻の理由は!?

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シリコンバレー銀行は、ベンチャーキャピタル向けの融資で知られているようで、ヘルスケア企業やハイテク関連の企業が取引先だったと言われています。

そのシリコンバレー銀行が、破綻してしまった理由はどこにあったのでしょうか!?その主な要因を大きく3点あげるとしたら

  • 貸出先の業績の悪化
  • 金融政策
  • SNSなどによる情報の拡散

一番の原因は貸し出していた企業の資金繰りの悪化などが原因と見られています・

これは取引先のテック企業やスタートアップ企業が主な取引先の企業でしたが、企業を軌道に乗せるためには資金調達が必要になってきます。

2020年の3月頃は、新型コロナウィルス感染が拡大し始め経済状況悪化を抑えるために、アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)は金融緩和政策を実施しました。それにより資金を調達しやすくなり、その余剰資金をシリコンバレー銀行への預金として増やしていったと言われています。

しかしながら、2022年の3月、FRBが利上げ政策に走ったため状況が変わっていきました。借入金利が上がり、資金調達が難しくなり始めたと言われています。

その結果、スタートアップ企業は資金繰りが苦しくなり始め、預金していたシリコンバレー銀行から引き出しが始まり、銀行は経営が悪化していったと見られています。

FRBの金融政策の影響か!?

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FRBがコロナ禍で行った金融緩和政策、そして一転急速で進めた利上げ政策、この政策が銀行の経営にも大きく影響を与えたのは、間違いない様です。

シリコンバレー銀行に集まった預金が増えるとどのような影響が!?

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銀行に集まった多くの預金を国債や住宅ローン債権などで運用していたと言われています。

しかし、アメリカでは記録的インフレが襲っているため、FRBは利上げ政策を行い、金利の引き上げをしています。

その影響は、債券市場で取引されている国債などの債権の金利も上がります。

債権の価格は金利が下がれば債権は上がり、下がれば上がる関係にため、2022年ごろからは、債券の価格は下落は続いていました。

貸出先の預金の引き出しで、銀行としてはお金の手当をするために価格の下落した債権を売らなければならない状況となり、経営は苦しくなってしまったと考えられています。

シグネチャーバンクの破綻理由は!?

経営破綻理由は2つあると言われています。

  • アメリカの銀行への不安の連鎖
  • 暗号資産業界への信頼の低下

一点目の理由は、シリコンバレーバンクが経営破綻し、アメリカの銀行は経営が悪化してきているとの見方が強まり、不安が大きくなったようです。

シリコンバレーバンクが破綻し、その後シグネチャーバンクから大量の預金が引き出されたことを報じられたと言われてます。

もう一つの理由の暗号資産業界ですが、暗号資産交換業大手のFTXトレーディングの経営破綻したことにより、暗号資産への信頼度が低下してしまったことです。

シグネチャーバンクは暗号資産関連への企業向けの融資に力を入れていたため、暗号資産への経営不振となり、預金が相次いで引き出されたと言われていました。

アメリカ当局の対応はどう動いたのか!?

2008年のリーマンショック時の教訓の元に、金融危機を避けるために、全額保護することを発表しました。

バイデン大統領は会見で「税金を投じての保護ではない。損失を被るのは株主、解任されるのは経営陣である。これが資本主義国家の仕組みである」と答えました。

そして、金融機関で預金の引き出しが続いた場合に備え、FRBが最後の貸し手となって金融機関に資金を供給できる枠組みを作るなど金融システムの安定化を図ったとの事です。

日本への影響は!?今後の影響は!?

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今後は、更なる銀行の破綻に歯止めをかけられるかが焦点になりそうです。

今回の経営破綻した銀行の影響が、焦点でしたが、本日アメリカ連邦準備制度理事会の会合で0.25%の利上げを決めました。利上げペースを緩めてしまってはインフレが再燃して、アメリカ経済はさらに追い込まれてしまうことを筆ぐことを決めたようです。

日本への影響を考えると、金融危機が直接影響するのは考えづらそうですが、アメリカの金融政策やそれを受けての市場の変化が、日本の経済や金融政策に影響してくることは出てきそうです。

今日のFRBの0.25%利上げで、アメリカの経済の動きには今後も目が離せません。

参考記事 NHK NEWS WEB ヤフーニュース銀行破綻

 

 

 

 

 

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