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豪州政策金利発表!!予想上回るタカ派的姿勢の0.25%利上げ!!!

lycheeart-hjUrJQApzt0-unsplash 【速報】最新の経済ニュース!おすすめ情報をわかりやすく解説!

政策金利25bp引上げ3.35%を決めたその背景は何か!?

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3.35%の政策金利、大方の予想を上回り、タカ派的な姿勢が見えた、今回のオーストラリア中央銀行の政策金利発表となりました。

オーストラリア中央銀行は、2025年の半ば頃を目標とする2~3%のレンジのインフレ率に低下するとの見通しを示しています。

豪ドルは、今回の発表を受け0.694米ドルに上昇しました。市場が織り込んでいた政策金利のピークを、3.75%から3.9%に上昇し、4月にも利上げがあるとの見方を予想しているようです。

オーストラリア中央銀行のロウ総裁は、「理事会は、インフレ率を目標に戻し、今の高インフレを一時的なものにするために、今後数カ月は利上げが必要になってくるだろう」と発表しています。

オーストラリアの金融サービスプロバイダーの経済担当のトップは、政策金利のピークの予想を3.35%から3.85%に引き上げたと明らかにしています。そして「オーストラリア中央銀行の理事会は、経済指標が修正後の予測通りに動いていくならば、今後数カ月は追加の利上げが必要になることを固めた」と発言しています。

25年の半ばにはインフレ率2~3%予想!?

市場では、25bpの利上げの予想をみつつ、インフレ指標の最新のものを見ると、さらに大幅な利上げもあると見ていたようです。

先月発表分の22年の第4・四半期の将棋者物価指数(CPI)では、インフレ率が6.9%に膨れ上がり、オーストラリア中央銀行が想定していたのは6.5%、大きく上回る結果になってしまいました。

オーストラリア中央銀行は、今後インフレ率は4.75%に低下し、25年の半ばには、オーストラリア中央銀行が目標に挙げています2~3%前後に落ち着くとの見方をしているようです。

高インフレの中どこまで抑えられるかが今後の課題!?

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住宅ローンの今を調べてをみますと、これまでの利上げで50万豪ドルの住宅ローンの返済額は900豪ドル以上増えると言われているようです。

1月の住宅価格は、9カ月の連続で下落、シド二ーとメルボルンの住宅価格も10%程度下落しているとの事。

生活費の上昇と利上げで、消費は下がりつつあり、12月の豪小売利上げ高は、2年ぶりの大幅下落を記録したようです。

今月発表予定の10~12月の賃金統計に注目してみると、労働市場は過去50年近くで最も力強いと言われているようで、大幅な賃金の伸びが見込まれているとの事です。

オーストラリア中央銀行のロウ総裁は今後の経済の動きに対し「高インフレで国民の生活が厳しくなり、経済の機能が低下していく。高インフレが定着してしまうと、その後にその状態を抑制するのは大きのコストになる」と発言し、今後金融引き締めは継続していくことを示唆しています。

世界的なインフレ状態がいつ収まるのか、暮らしやすい生活は来るのか不安と期待になります。

参考記事ロイター豪中銀追加引き締め

 

 

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