円安の影響出始める!?6500品目以上の食品が値上げ予定!?
色々な要因が重なり合って、最近の為替相場が1ドル130円台を超え、さらに今では1ドルが144円台に迫った急速な円安が続いています。結果、輸入に頼っている日本の企業は自助努力だけでは賄いきれない状況です。民間の調査会社の調べでは、日本国内の食品関係、飲料関係100社を超える企業を調べたところ、10月に値上げを予定している品目はおよそ6500品目以上にのぼることがわかりました。
どのようなものが値上がりなの!?
以下に、どのような食品や飲料関係が値上がりなのかまとめてみました。
品目数の多いもの順にまとめてみました。
- およそ2800品目・・・酒類のビールや炭酸飲料系
- およそ1820品目・・・加工食品のソーセージやハム、缶詰めなど
- およそ1800品目・・・調味料関係のドレッシングやマヨネーズなど
- およそ50品目・・・・乳製品関係のチーズなど
- およそ25品目・・・・菓子類
値上げ率は平均で約16%、値上げの原因としては、円安や原材料不足などが主な要因になっているとわかってきました。
ある都市区のスーパーの状況では!?
あるスーパーでは、現在ある在庫の商品が売れ切れ次第、早速値上げに踏み切るとの事。マヨネーズやチーズなど約2000から3000品目が対象になるそうです。また、値上げ品目の多い酒類は、10月に入るまでにお客様にまとめ買いやある程度のストックをすすめるための特設コーナーを設け、早めの購入をうながしているとのことでした。また、専門の酒店などでは、値上げすることにより消費が落ち込んでいくのでは、などの不安の声があがっています。
家計負担の圧迫度は!?
あるデータバンクの調べによりますと、今年1年間での値上げの品目数は全体で約20000品目を超えていることがわかっています。総務省の家庭調査をもとに計算したところ、2人以上で増えた家計の負担はおよそ6万8800円に増えていることがわかりました。円安によるエネルギーの価格または原材料の価格もしばらくは高騰していくことが予想されている中、今後どのように対応していったらいいのでしょう!?経済の専門家の話によると買い物するときは、見極めをしながら買い物をするのも一つの方法だといいます。値上がりの多い輸入品は少し控えつつ、国内の野菜や米、お肉などに転嫁する地産地消など、かしこい買い方が求められることになりそうです。
参考記事 NHK NEWS WEB値上げ記事
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