家計負担に重くのしかかり始めた最近の円安状況
買い物に行くと、ほとんどの商品で値上がりしていて、負担になっています。ここ2ヶ月間ほどでの状況で円安・ドル高。2005年ごろの水準値となっている状況です。今のこの状況は、周りを見渡すかぎり、より多くの商品で値上がりをしており、収入も増えない中での値上がりは、家計の大きな負担となっています。
どうして なぜ 円安ドル高!?
(考えられる原因)
日本の経済対策において、日本銀行が大幅な金融の緩和を推し進めており、住宅ローンを借りる時の長期の金利、企業の借り入れがより借りやすくなってます。金利低の日本
一方、アメリカにおいては、インフレ対策が主眼となっていて、今のアメリカ経済は歴史的ともいえるインフレ、その状況を何とか抑え込む方向に進路を取っていて、金利の上昇が続ています。金利高のアメリカ
これらの理由により、日本アメリカでの金利の差が、ますます大きくなってきており、金利の高いドルを購入し、安い日本円を売ろうという動きになっていることが原因だと考えられています。
悪い円安!?鈴木財務大臣
円安方向にすすむ速さが、一段と速くなっていることが今心配されています。
それは、製品を外国から購入する輸入企業、製品を売る輸出企業がありますが、その輸出企業にとっては円安は収益がふえることになります。しかしながら、ロシアのウクライナ侵攻などの影響で、燃油などの価格高騰、小麦などの原料の品薄により価格上昇は、家庭の財政の圧迫は大きくなってることから、鈴木財務大臣が発せられたと思われます
この円安の状況を変えられるのか!?
実態は難しいとみられています。政府が、日本銀行に対し「円買いドル売り」のいわゆる為替の介入は可能とみられていますが、「日本国単独でのこの政策は限定的なものになるのでは」との見方が多くなっています。アメリカと手を組んで行うのであれば、状況は変えられる可能性は考えられますが、今のアメリカの金利引き締めなどの対策の中での、円買いドル売りは難しいとの見方が大きくなっています。
今後はどうなるのか!?
円安の状況は、しばらくは続く見通しが大きくなっていることが現状です。それは日本銀行の金利政策決定の会合にて、金利の上りの抑制に出たためです。その結果円安がますます進み結果となりました。日本銀行の黒田総裁は、今の円安の状況は、決してマイナスではないと話していて、今の金利緩和の対策は続く見込みです。今の日本経済は、国民の収入は増えない中、モノを購入しやすくなる、借りやすくなるこの現状が、いい方向に進んでいくのか、将来の日本にとっての不安は拭いきれません。
参考記事 JIJI.com
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