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【発表】中国消費者物価指数(CPI)鈍化の原因とは?前年同月2.5%の上昇を徹底考察!

leon-liu-eOPW2FRIHUc-unsplash 【速報】最新の経済ニュース!おすすめ情報をわかりやすく解説!

2022年9月9日、中国の消費者物価指数(CPI)8月が発表されました。

中国の消費者物価指数(CPI)発表される!!

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2022年9月9日、中国消費者物価指数(CPI)8月分が発表されました。結果は消費者物価指数(CPI)及び生産者物価指数(PPI)ともに、低い伸びとなりました。消費者物価指数(CPI)は市場予想では、2.8%の上昇と予想されていましたが、前年比で2.5%の上昇と下回る結果になり、新型コロナウイルス対策でロックダウンにより支出が抑えらるなどの、経済封鎖などが大きく影響したものとみられています。

生産者物価指数(PPI)8月分も下落!?

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8月に発表があった7月の生産者物価指数(PPI)は4.2%でした。9月9日に発表された8月の生産者物価指数(PPI)は前年比より2.3%上昇となりました。ですが、7月の4.2%からすると伸びが鈍化しています。その背景にはエネルギーや原材料の価格の下落がおもな要因とみられています。このことから今後の生産者物価指数(PPI)も商品価格の下落と比較対象となる前年の水準が高かった事による効果でさらに伸びが鈍化する見通しと指摘されています。

 

食料品の価格の上昇!その背景には!?

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中国の今回の結果は、7か月ぶりに鈍化に動いたその情勢に目を向けてみると、価格が上昇した食料品では、供給不足が原因とみられている豚肉関係では22%を上回る上昇、異常気象と思われる高温の影響で果物関係がおよそ16%の上昇、野菜関係がおよそ6%の上昇となっています。その他、国際的に資源不足の影響でガソリン価格が20%を超える結果となり、旅行関係がおよそ0.1%の上昇です。その反面、家賃はおよそ0.5%の下がり4ヵ月連続の下落を続けています。中国のゼロコロナ対策が下押し要因になっていると見られています。食品価格は前年比にすると6%弱の上昇となっていますが、7月時点からしますと、やや伸びは縮小となっています。なお、豚肉の供給不足の原因は、飼育頭数を減らしたことによる影響が大きかったとみられております。そのため、豚肉の価格は数ヶ月間において、上昇をしめしています。

今後の中国経済どうなる!?

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4月から6月の実質のGDPの成長率は、新型コロナウイルスのゼロコロナ対策のロックダウンが大きく響いたため、市場予想のプラス1.2%を下回り、前期(プラス4.8%)と比べると大きく落ち込みました。しかし、徐々に回復の傾向に動いていることもあり、景気の回復も近い見方が大きくなっています。コロナ対策で抑え込むことが、中国経済に大きく影響するものとみられています。

参考記事 REUTERS中国CPI記事

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