こんにちは!愛Tソリューションです。
この記事は、
「東京オリンピックのテニス競技について知りたい」
「東京オリンピックでの活躍が期待される大阪なおみ選手について知りたい」
と疑問を持った方におすすめです。
この記事「東京オリンピックで注目の男子テニス!錦織圭選手の活躍に期待!」を読めば、
「東京オリンピックのテニス競技について」
「東京オリンピックでの活躍が期待される大阪なおみ選手について」
以上の2つが理解できます。
それでは早速、みていきましょう。
東京オリンピックに期待!大坂なおみ、21歳。日本人シングルス史上初のグランドスラム制覇。
父親はアメリカ人、母親は日本人で日米の二重国籍を持つ大坂なおみ選手。彼女は日本人として初めてグランドスラムである全米オープンのシングルスを制しました。決勝戦の相手はセレーナ・ウィリアムズ(アメリカ)。異様な雰囲気が漂うものの、飲まれることなく見事に勝利しました。日本のテニス界、テニスファンにとって記憶に残る特別な大会となりました。
その偉業は、WTAランキング1位になったことが証明しています。ダブルスでは杉山愛が1位になったことがありますが、シングルスでは初の女王。その栄冠を保ち続けてほしいと願うばかりです。しかしながら、2020年の東京オリンピックに大坂なおみ選手が出場できるのか?という問題が発生しています。
大坂なおみは二重国籍により東京オリンピックに出場できない理由
現状のままなら大坂なおみ選手が東京オリンピックに出場できるかは、規則上、かなり微妙なところです。IOCと日本では違う国籍問題が大坂選手に降りかかる「国籍」に関してIOCのルールと日本の法律が異なることが、今、大坂なおみ選手の東京オリンピック出場に大きな影を落としています。
IOC(国際オリンピック委員会)のルールでは「出場選手は国籍のない国の代表選手になることはできない」としており、二重国籍であっても日本人である大坂なおみ選手は出場が可能です。しかしながら、日本の法律は厳しく「外国籍を有する人間は日本の国籍を有することができない」(国籍法14条)のです。つまり、アメリカ国籍を持っている大坂なおみ選手は日本の国籍を持つことができないということです。現在、大坂なおみ選手は日本人としてプレーしています。この法律の規定には続きがあり、22歳までに片方の国籍を選択することが求められています。21歳の大坂なおみ選手は、もう少しの間しか今のステータスを続けることはできません。
日本?アメリカ?どちらの国籍を取るか
1997年生まれの大坂なおみ選手は、22歳になる2019年10月16日までに日本の国籍を放棄するか決めなければなりません。アメリカは重国籍を認めているので、アメリカ代表として出場することものできるのではないかと考えてみます。ここにも壁があり、IOCのルールで「どちらかの国、もしくは地域の代表となっている場合は、別の国や地域の代表になることはできない」のです。
大坂なおみ選手は、以前、フェドカップに日本代表選手として出場しています。つまり、東京オリンピックには「日本代表」としてしか出場する道はありません。「アメリカ代表」にはなれないのです。念のために、IOCの例外規定を確認すると「国籍を変えた場合、国の代表として出場した試合から3年経過していれば、別の国・地域の代表として出場できる」というものがあります。先ほどのフェドカップに出場したのは2018年。2020年、3年を経過せずに行われる東京オリンピックでは、やはり「アメリカ代表」になれないのです。
「アメリカ代表」としての道はゼロ。
「日本代表」として出場するためには、次の誕生日までにアメリカ国籍を放棄しなければならないのです。「だったら、日本国籍を選べばOKでは?」法律上、日本国籍を選択することには問題はありません。しかしながら、アメリカ国籍を失う代償も決して少なくないと思われます。
現在、アメリカに居住している大坂なおみ選手にとって、税金やスポンサーなどの問題に加えて、ファン離れも少なからずあることでしょう。大坂なおみ選手は、かつて「日本代表選手として東京オリンピックでプレーするのが夢」と語っています。こうした経緯から、大坂なおみ選手の本心は「日本代表」にあるのは間違いありません。
ただ、国籍法が前にはだかっているだけなのです。すでに、「アメリカ代表」の道は閉ざされているといっても、国籍の問題は簡単ではありません。大坂なおみ選手本人が、どう判断するか。最終的な判断を待ちたいところです。
日本が大坂なおみ選手の二重国籍を認めれば解決
アメリカと日本の国籍を有する大坂なおみ選手。あちらを立てれば、こちらが立たずという状況です。一番スマートな解決策は、大坂なおみ選手の二重国籍を認めることです。実際に、重国籍を認めている国はあります。日本ほど国籍に関して厳しい国はまれだと言えるでしょう。例えば
- アメリカ
- イギリス
- フランス
- スイス
- スペイン
- ドイツ
- 韓国
- 台湾
- デンマーク
といった国々は、正式に二重国籍を認めています。日本もこれらの諸国に倣って重国籍を認めれば、大坂なおみ選手の東京オリンピック出場の問題は簡単にクリアします。東京オリンピックに際して国は法律を変えるか、変えるとしても間に合うのか…。
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記者会見では、主に英語を話す大坂なおみ選手。しかし、3歳までは大阪に住んでいたのです。サカの字が違うように、名字とは無関係で、その後はアメリカのニューヨークに移り住んでいます。大阪に住んでいたという経歴から、「大坂」は選手としての登録名と思う方もいるかもしれませんが、れっきとした本名です。
ちなみに、北海道の根室に大坂鉄夫さんという祖父がいて、母の大坂環(たまき)さんが「大阪」に由来するものではないということがわかります。「大坂」という名字は確かに珍しく、全国名字ランキングを調べると7513位で日本に1,200人程度しかいないようです。
二重国籍の一方、アメリカにルーツがあるのが、父のレオナルド・フランソワさん。ハイチ系アメリカ人で、大坂なおみ選手の褐色の肌は父親譲りです。父は元アメリカンフットボール、母は元スピードスケートの選手、そして姉もプロテニスプレーヤーの大坂まり選手とスポーツ一家ですが、両親はテニスに関しては素人です。
姉の大坂まり選手は、WTAランキングでシングルス最高303位と妹の大坂なおみ選手には遠く及ばないものの、子供のころから一緒に練習してきた相手です。2017年9月のパンパシフィック・オープンでは、主催者推薦により姉妹でダブルスを組んだそうです。小さな子供ではなく、プロプレーヤーとして姉妹でダブルスを組むというのは珍しい例ですね。インスタの画像を見ても姉妹のなかは良さそうで、推薦に反対する気持ちはなかったようです。
北海道の祖父、大坂鉄夫さんは、大坂なおみ選手が全米オープンを制したことについて、翌日、メディアをとおして祝福の言葉を送っていました。テレビを見る限り、とても優しそうなおじいさんで、「うれしさと同時になおみが遠い存在になってしまったようで」と複雑な心境ものぞかせていました。
大坂なおみ選手だけじゃない。東京オリンピックで期待されるテニス女子選手たち
2020年東京オリンピックのテニス競技。大坂なおみ選手以外にも期待が持てる選手たちがいます。シングルスのほかダブルスにも有望株がメダル候補に名を挙げているので紹介します。
女子シングルスでは、やはり大坂なおみがメダルの筆頭候補
WTA1位の大坂なおみ選手がメダルの筆頭候補であるのは間違いありません。一番輝くメダルも夢の話ではないのです。出場できれば、22歳で迎える東京オリンピック。年齢的にも脂の乗り切ったころで、故障さえしなければ、最も成長ができる時期に東京に凱旋することができます。
身長180cmからの強力なサーブは、対戦相手を圧倒します。さらに、右のフォアハンドもパワーがあり、相手をねじ伏せてくれるでしょう。全米オープンで初優勝、日本人初のグランドスラムチャンピオンとなった大坂なおみ選手は、すでに世界中から注目される選手になっています。
しかしまだ、注目の選手はいます。114位の日比野菜緒選手は大のオリンピック好きです。「絶対オリンピックです。日本代表として、その国を背負ってプレーすると考えただけでも、かっこいいなと思いますね。テニス選手として、25歳(筆者注:1994年11月生まれ)は、一番いい時期だと思うんです。そこに東京オリンピックがあるのは、すごく幸せなことだと思います。それに向かって頑張れるだけでも、すごく幸せだなと感じます」と語っています。日々の選手は20歳のときのWTAタシケント大会でツアー初優勝。日本人選手として9人目の快挙を成し遂げました。2016年には、念願のリオデジャネイロオリンピックに出場して、1回戦を破り2回戦まで進出しました。果たして、東京オリンピックの舞台に立てるのか、注目のしどころです。
もう一人が128位の土居美咲選手。24歳のときWTAルクセンブルク大会でツアー初優勝。土井は10人目の選手となりました。左からのフォアハンドはトップスピンがよく利いて武器にしています。土居美咲選手もリオデジャネイロオリンピックに初出場して2回戦に進出しています。
女子ダブルスでは”みゆまこ”のプレーに期待
女子ダブルスにも有望株がいます。メダルを狙えるのが24歳の二宮真琴選手。「日本開催というのは、私の中では大きいですね。自分が、ダブルスのトップ10に入っていれば、パートナーを自分で選ぶことができるので、とりあえずはそこを目指したいです」こう語る二宮真琴選手は現在ダブルスで20位。フォアハンドと前衛からの素早いポーチを得意としています。2017年ウィンブルドン女子ダブルスでベスト4、2018年ローランギャロスの女子ダブルスで準優勝。この実績からダブルスに専念することを決心して、東京オリンピックでメダルを狙います。
二宮真琴選手のパートナーに決まっている24歳の加藤未唯選手は、ダブルスで45位。フォアハンドからストロークが強力で、力のこもったプレーをします。加藤未唯選手が2017年オーストラリアンオープン女子ダブルスでベスト4、東京開催のパンパシフィック・オープンでは二宮真琴選手と組んで初めての日本人ペア優勝を成し遂げました。
「未唯ちゃんとはこれからも組んでいきたい」とラブコールを送って、「真琴と一緒に東京オリンピックでメダルを取りたい」と二宮真琴選手が言うと「真琴と一緒に東京オリンピックでメダルを取りたい」と加藤未唯選手は応えて”みゆまこ”を結成。東京オリンピックでメダルを狙います。
日比野、二宮、加藤の3選手は同じ24歳で、”テニスの1994年組”と言われています。他にも有望な選手が豊富で、東京オリンピックでの活躍が期待されます。ぜひ見てみたいのは黄金ペア、錦織圭と大坂なおみのミックスダブルスです。
また、2018からグランドスラムのミックスダブルスでプレーをしているマクラレン勉選手と二宮真琴選手のペアにも期待が持てます。2人はダブルスに強く、コンビネーションがうまくいけば、メダル候補に名を挙げるでしょう。
まとめ
日米二重国籍の大坂なおみ選手がオリンピックに出場する場合は、日本代表として可能性がありません。アメリカ代表として出場することはできないのです。日本代表になるには、22歳になるまでに日本の国籍を取得しなければなりません。一方で、アメリカは重国籍を認めているので、大坂なおみ選手が日本を選んだとしてもアメリカ国籍は残ったままで、IOCのルールにより東京オリンピックに出場できないということです。大坂なおみ選手は、今やトップアスリートであり、両国とも簡単に手放したくはない選手です。一番簡単なのは、日本が重国籍、この場合は二重国籍を認めてしまうことです。
大坂なおみ選手本人は「日本代表として東京五輪でプレーするのが夢」と語っているので、日本国籍を取得する意向だと思われます。日本のテニスファンとしては、東京オリンピックで有明コロシアムで大坂なおみ選手の雄姿を見たいと願っています。
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