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新卒看護師が参考にしたい病院以外のキャリア選択とは?新たな職場でのスタートを成功させるポイントなども紹介!

【看護師の転職情報まとめ】現役の看護師が実体験をベースにリアルトークを大公開!

卒業した後の就職先について、どのようなところで働けばいいのか悩んでいませんか?

看護師といえば、一般的に病院などの医療施設で働いているイメージが強いですよね。

「病院で働く自信がない」

「実習で経験してみて、病院以外で働きたいと思った」

病院で働く自信がない、病院では働きたくないと考えている看護学生さんもいるでしょう。

また、新卒で病院に就職したものの辞めたいと悩んでいる方もいると思います。

いちばん多いのは病院ですが、病院以外でも看護師として活躍できる場所はたくさんあります。

本記事では、新卒看護師が働くことのできる病院以外のキャリア選択についてまとめています。

成功のポイントについても解説していますので、参考にしてください。

新卒看護師が参考にしたい病院以外のキャリア選択とは?

近年では「病院以外で働きたい」と思う新卒看護師も増えてきました。

病院以外でも、看護師としてキャリアアップも可能です。

では、看護師としてキャリアアップするためにはどのような方法があるのでしょうか?

看護師のキャリアアップに役立つ資格を紹介します。

  • 認定看護師
  • 専門看護師
  • ケアマネージャー
  • 保健師
  • 助産師

上記についてそれぞれみていきましょう。

認定看護師

特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有する者として認定を受けた看護師のことを認定看護師といいます。

認定看護師には19の分野があり、資格を得るためには下記のステップが必要です。

  1. 看護師免許取得後に、実務研修を5年以上積む
  2. 認定看護師教育機関へ入学する
  3. 所定のカリキュラムを修了(6ヵ月・615時間以上)
  4. 認定看護師認定証の交付と登録を受ける

専門看護師

専門看護認定審査に合格し、ある特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有することを認められた人のことをいいます。

専門看護師には13の分野があり、下記のステップが必要です。

  1. 看護系大学院修士課程修了者で日本看護系大学協議会が定める専門看護師教育課程基準の所定の単位を取得
  2. 実務研修を通算5年以上積む。(うち3年は専門看護分野の実務研修)
  3. 認定審査(筆記試験・書類審査)
  4. 専門看護師認定証の交付と登録

ケアマネージャー

介護を必要とする人が適切なサービスを受けることができるように、ケアプランの作成や施設と自治体などと調整を行います。

看護師がケアマネージャーになるには、次のステップが必要となります。

  1. 看護師のしごとを5年以上かつ900日以上経験して受験資格を得る
  2. 介護支援専門員実務研修受講試験に合格
  3. 検収を受講
  4. 登録と資格証の交付

資格取得後は、病院以外でも地域包括センターや介護施設で働くことができます。

保健師

地域の方が健康な生活を送れるようにサポートする仕事です。

看護師国家試験に合格していることが受験要件で、保健師国家試験に合格する必要があります。

保健師の資格があると、申請のみで第一種衛生管理者を取得することもできます。

行政、企業、学校、医療機関などさまざまな場所で働くことが可能です。

助産師

助産師は、分娩の介助だけでなく妊産婦や新生児や乳幼児のケアも行います。

助産師になるためには看護師免許を取得後、大学院、短大、専門学校などで1年以上の助産課程を修了する必要があります。

上記修了後、助産師国家資格に合格すると助産師になることができます。

助産師は開業権を得ることができるため、自分で助産院を運営するという選択肢が広がります。

病院以外における新卒の看護師が働く職場環境とは?

病院以外でも、看護師資格でできる仕事の選択肢はさまざまです。

病院以外で、新卒看護師が働ける職場には下記のような場所があります。

  • クリニックや診療所の看護師
  • 訪問看護師
  • 介護施設の看護師
  • 産業看護師(企業看護師)
  • 保育園の看護師
  • 健診センターの看護師
  • 美容クリニックの看護師

上記についてそれぞれ詳しくみていきましょう。

クリニックや診療所の看護師

医療処置のほかに、医師の診療の補助が主な業務です。

比較的軽症の患者が対象になり、精神的負担も少ない傾向にあります。

入院を受け入れていないクリニックであれば夜勤がないため、プライベートの時間確保がしやすいです。

訪問看護師

在宅で療養している方の自宅へ訪問し、担当医師と連携しながら健康管理を行います。

基本的に夜勤はないが、オンコール対応を求められることもあります。

訪問看護ステーションへ従事し学べば、将来は独立も視野に入れることも可能です。

介護施設の看護師

介護福祉施設や老人ホームで、利用者や入居者の健康管理や医療的ケアをするのが主な業務です。

病院と比較し、医療的処置やケアが少ないのが特徴ですが、医師のいない施設もあるため、急変時の応急処置やアセスメントなどの判断が求められるため、注意が必要です。

産業看護師(企業看護師)

医務室での勤務で、社員の健康管理や働き方改革を推進するのが主な業務です。

予防接種や健康診断に加え、健康指導などのメンタルヘルスケアのカウンセリングなども担っています。

保育園の看護師

児童の医療ケアや健康管理が主な業務となり、看護師の業務と平行して保育業務もサポートします。

土日祝日は休みなので、ワークバランスを整えやすいです。

健診センターの看護師

問診や身体測定、採血、心電図などの検査業務を主に行います。

健診結果のチェックや精密検査の手配など、事務的な業務もあります。

基本的には健康な人を対象に検査を行うため、病院のようなプレッシャーや負担の大きな業務は少ない傾向にあります。

美容クリニックの看護師

美容関連の治療や手術の補助が、主な業務です。

具体的な業務内容は、問診や治療器具や薬剤の準備があります。

美容クリニックは自由診療になるため、比較的収入が高い傾向にあります。

職場環境の特徴と違い

病院以外の職場環境について紹介してきましたが、それぞれについて下記にまとめました。

  • 一般企業
  • 高齢者向け施設や訪問看護
  • 子ども・学生と関わる仕事
  • 健診・検診関係

一般企業

産業看護師やコールセンターなどがあります。

会社員として働くため、日勤のみの仕事が多く規則正しい生活を送りやすいです。

主にデスクワークが大半なため、体力面での負担が少ない傾向にあります。

しかし、求人数が少なく看護技術能力が落ちるため病院へ復帰しづらいため、注意が必要です。

高齢者向け施設や訪問看護

主な業務内容には、健康管理と必要に応じた医療ケアがあります。

病院と比較すると医療行為が少ないため、インシデントの負担は減るが看護技術能力は低下しやすいです。

基本的に少人数もしくは1人体制での看護となるため、状況に応じた適切な対処ができる判断能力が必要となります。

経験を積めば、施設長になったり自分で開業することも可能です。

子ども・学生と関わる仕事

保育園や保健室、看護師養成所の職員などです。

保健室では養護教論の資格、教員では専門教員養成講習会を受講するなど、看護師以外の資格などが必要となる職場がある場合があります。

日勤のみの仕事がほとんどのため、プライベートの時間確保がしやすいのがメリットです。

全体的に求人も少ないことや医療行為を行うことがないため、看護技術は身につかないことがデメリットです。

健診・検診関係

パートやアルバイトとして働くことも可能ですが、給料は安い傾向にあります。

ルーティンワークが大半なため、業務に慣れやすいのが特徴です。

新卒看護師の病院以外におけるキャリア選択のポイントとは?注意点も含め解説!

新卒看護師が病院以外へ就職する場合、職場環境によって看護スキルが偏ってしまうことがあります。

また、なかなか職場に馴染めないこともあるでしょう。

新卒看護師が病院以外に就職するとき、キャリア選択のポイントと注意点について解説します。

キャリア選択のポイント

新卒看護師が、就職や転職先を選択する際のポイントは下記のとおりです。

  • 仕事内容についてしっかりと確認しておく
  • 求人の倍率を把握し、対策をしっかりと行う
  • 給料や福利厚生ついて確認する
  • 教育体制の確認
  • 職場の年齢層を知る
  • 実際に職場見学をして業務内容や雰囲気を知る

上記についてそれぞれみていきましょう。

仕事内容についてしっかりと確認しておく

病院以外の職場では、看護業務以外の事務作業や介護などを兼任することがあります。

新卒看護師では仕事内容をイメージすることが難しいため、しっかりと確認し自分にできそうか判断が必要です。

求人の倍率を把握し、対策をしっかりと行う

職場によって求人の倍率が高い場合、ライバルが多いぶん採用されにくい傾向にあります。

人気が高い職場に入職したい場合は、試験や面接の対策をしっかりと行いましょう。

給料や福利厚生ついて確認する

病院以外の職場では、一般企業や美容クリニックを除いて給料が低くなる可能性があります。自分の望む働き方と、給料面とのバランスがとれているのかを考えるとよいかもしれません。

教育体制の確認

新卒看護師で看護師としての知識やスキルがない場合には、教育体制による影響は大きく土台作りが大切です。

できる限り看護師複数人で指導している体制、フォロー体制が整っている環境を選ぶようにするとよいでしょう。

また、研修や勉強会などを定期的に開催しており知識を得られる環境かどうか確認しておく必要があります。

職場の年齢層を知る

若手ばかりや反対に年配の看護師しかいない職場では、教育体制が整っていなかったり思考が偏ってしまっている場合があるため、注意が必要です。

若手や中堅からベテランまでバランスよく在籍する職場のほうが、幅広い年齢層が働きやすい環境の場合が多い傾向にあります。

実際に職場見学をして業務内容や雰囲気を知る

新卒看護師の場合には、給料や待遇の条件で判断しがちなので注意しましょう。

実際の現場の雰囲気や、働く人の様子をみることが大切です。

業界や職場環境の特徴をふまえた注意点

新卒看護師は、看護師としての知識やスキルが十分ではないため注意すべき業界があります。

  • 産業看護師(企業看護師)
  • 保育所や医務室
  • イベントナース
  • 治験コーディネーター

などは、臨床で経験した知識や技術が必要となってきます。

症状や検査データから迅速に判断、アセスメントして対応をしなければなりません。

そのほかにも、美容関係などは問診のときに営業を兼ねた接客をしなければならないことが大半です。

接客や営業が苦手な方には、苦痛と感じてしまう業務になるでしょう。

新卒看護師でも対応できる業務内容であるのか、しっかりと確認が必要です。

また、自分の性格に合った職場環境や業務内容を選択することも大切となります。

さいごに

新卒看護師が選ぶ病院以外のキャリア選択や、新たな職場でのスタートを成功させるポイントなどについて解説してきました。

病院以外でも、看護師として働ける場所はさまざまあります。

また、看護師としてキャリアアップできる方法もありました。

自分の目指す看護師になるための方法は、見つかりましたか?

職場環境によって、業務内容や将来像は変わってきます。

自分に合った働き方をできる職場は、必ず見つかります。

本記事が看護師として目指す看護師像に近づき、第一歩を踏み出す人の参考になれば幸いです。

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