2019年12月に新型コロナウィルスが中国で発生してから数ヶ月が経ちました。
中国への支援として、一番先にマスクを政府や企業が寄付をしたのが日本ですが、その後、自国で使用するマスク不足に悩まされています。一体なぜ、このようなことが起きたのでしょうか。
【デマに注意】マスクが不足する理由は?いつ解消するのかも解説!
まずは、マスクが不足している理由についてみていきましょう。
マスクが不足する理由は?
現在、どこのドラッグストアやスーパーでもマスクは入荷されてこず、入ってきても非常に量が少なくてすぐに売り切れてしまいます。マスクが不足する理由は、次のとおりです。
- 中国人が買い占める
- 政府が買い占める
中国人の方がマスクを販売しているのを見つけると、すぐに仲間を呼んで一斉に買占めをするため、日本人は完売後に売っていたことを知るというタイミングの悪さになっています。
マスクに出会えるかは「運次第」と、まるで宝くじに当たるようなものという雰囲気になりつつあります。
また、北海道での新型コロナウィルス流行を食い止めようと、政府が企業から買い占める動きが出ているため、更に一般家庭にはマスク不足が続く予想がされています。
マスク不足はいつ解消する?
現在、マスクを作っているメーカーは、1月からフル稼働でマスク製作を行っているそうです。
政府は「2020年3月から少しずつ解消される」と2月初旬に発表していましたが、3月の初旬になっても、やはり店頭にはマスクが並ぶことはありません。
ちなみに、「2020年4月ごろには徐々に落ち着いてくるのではないか」と、メーカーは言っています。
ただ、新型コロナウィルスと花粉症の時期が同時のため、需要が減る見通しがたっていないため暫定的だと思います。今後も、マスクの供給に注目する必要があります。
デマ情報に惑わされない3つのポイントとは?
マスク不足で、さまざまなデマが飛び交っていますね。ここでは、惑わされないための3つのポイントについてみていきましょう。
ポイント① 正しい情報なのか見極める
マスク不足と並行して、現在、トイレットペーパー、ティッシュペーパーなどの紙類が店頭から消えています。これは、
- 「中国から材料が供給されなくなるのではないか」
- 「同じ原材料を使用しているからマスクを優先してペーパー類が不足するのでは」
と、消費者の不安を煽ったデマが流れたためでした。マスクと、トイレットペーパー等は、そもそも原材料が違うということを知っていれば、このようなパニックには陥らなかったので、個人個人がやはり冷静に対処する必要があります。
ポイント② 周囲に影響されない
そうはいっても、スーパーやドラッグストアで大量の紙類を購入している人をたくさん見かけたら不安になります。
また、政府がいつも正しい情報を流してくれていれば安心なのですが、マスクの件でもうすぐ店頭に並ぶといってから1か月以上販売されていない様子から、国民は安心できていないという表れでもあります。
周囲に影響されないためには、自分で正しい情報を選んで聞くことが必要になります。
ポイント③ 常に新しいことを学ぶ意識を持つ
情報は常に更新されますので、昨日までの情報と今日からは違う内容が伝わってくる可能性もあります。
乗り遅れないために、自分に必要な情報をしっかりと聞ける体制を整えて損しないようにしていく必要があります。
何事も冷静に判断するためには、情報収集が必要です。
マスク不足でお困りの方必見!再利用する方法はある?
意外かもしれませんが、使い捨てマスクを1度利用したら洗って干して再利用ができます。そのため、2回は使用できます。
ないよりマシという最後の方法ですが、意外にきれいに汚れが落ちるためお勧めできます。ただし、マスクの形状や質感によっては、洗ったことでボロボロになってしまうものもあると思いますので、一度試してみる程度から始めてもらえるといいでしょう。
マスクを消毒したら再利用できる?
使い捨てマスクを洗ってから消毒をして、再利用はできます。
使用してそのまま消毒をして利用すると、肌に直接触れるものなので肌荒れの原因になることもあります。手順は下記のとおりです。
- マスクを洗う
- 洗ったマスクを乾かす
- 乾いたら消毒する
- 干して、さらに乾かす
是非試してみてください。
マスクが不足している今だからこそできる予防策とは?
咳が出たり咳をしている人の近くにいる場合は、ハンカチで口を押えてウィルスを直接吸い込んだり、吐き出したりしないように対処することで予防になります。
直接吸い込んでしまうより、効果的ですよ。
まとめ ~マスクがなければ自分で作ろう!~
マスク不足解消法の一つとして、自分でマスクを作ることがあげられます。手順は下記のとおりです。
マスクの材料
未使用の立体マスク、型紙、木綿、ガーゼの布、ゴム
マスクを作る手順
- 型紙をとります。
- 未使用の立体マスクを型紙に写します。
- 型紙に写せたらガーゼ布と木綿を重ね合せ、ミシンまたは手縫いで2枚重ねて縫い合わせます。
- 最後に耳の部分のゴムを縫い合わせたら完成です。
布製なので洗って何度も利用できます。簡単に作れます。売っていないときは作るという気持ちも大事ですよね。
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