本日、2022年8月10日夜、アメリカの7月消費者物価指数(CPI)が発表となります。6月の消費者物価指数(CPI)が前年比9.1%高かったのに対し、現在のアメリカの経済動向を注目した時、米国雇用統計が好調な点や、アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ発表が、今日の消費者物価指数(CPI)の減速!?
はたまた加速に転じるか、気になるところです。
アメリカ消費者物価指数(CPI)の着目点から見る予想
現在のアメリカの経済の動きを見たとき、注目される点がありました。
- 原油価格の下落傾向
- 食糧費などの物価の上昇
- 6月の消費者物価指数が、前年比プラス9.1%となった点
気になる点からみた本日のCPI

米消費者物価指数(CPI)を考える上での注目点
気になった点のひとつ目が、6月に発表の消費者物価指数です。市場予想を大きく上回る、前月比でプラス1.0%の結果になりました。これを受け、アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)は、金利引き上げにでる可能性があるとの見方になり、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)はインフレを抑制するために、1%の大幅利上げに転じる可能性も示唆されています。
物価上昇による日常生活への影響
生活する上で必要になる生活必需品の食料品、光熱費、建築費、燃料費等が軒並み値上がりしている傾向であります。このことにより消費者物価指数(CPI)は増々上昇することが予想されます。
気になる7月の消費者物価指数は!?
これらの動向をみるうえで、評価されるべき点もあります。それは雇用の回復傾向にある点です。コロナ感染後の景気回復、そのことによる供給不足で物価上昇の緩和なども出始めています。その点なども少なくと影響してくるのではないかとみています。
しかしながら、今の動向を注目していく中で、背景となるインフレ、利上げが特に大きな影響をに繋がっている点です。利上げが続き、景気が鈍ります。今米国に求められていることは、金融政策の大きな転嫁に舵を切るべき見方が強い。このような背景からも景気は減速との予想です。
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