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【発表】アメリカ0.5%の利上げ幅は利上げ以降最小の上げ幅!!

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アメリカ政策金利4.25-4.5%と決まる

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前回までに4回連続で0.75%の大幅に引き上げが続いていた金利幅でしたが、今回は利上げが始まって以来初めての引き下げとなりました。

FRBは、13,14日の二日間金融政策の決定会合を開き、0.5%に引き上げに決まりました。この縮小を決めた背景には、インフレの高騰が続いていましたが、落ち着きが見え始めてきてることも要因の一つだと考えられます。

13日に発表がありました、アメリカの消費者物価指数が前年同月比で7.1%の上昇となりましたが、上昇率を見てみますと、5ヶ月連続で前の月を下回っています。

今回の会合で示された政策金利に対して、2023年末時点においては5.1%まで引き上げる必要性があるとの意見も示され、そうなれば0.75%の利上げが必要になることになります。パウエル議長は今のインフレの状態に対し、以前高い水準にあるとし、来年も利上げは続ける姿勢を示しています。

来年の政策金利上昇の見通しが鮮明!!

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今回、FRBの参加者19人の政策金利の見通しが示され、適切な金利が示されるドットチャートによると、2023年の末時点で5.1%となったようです。これは、前回9月には4.6%と示されていましたので、大幅に上昇したことになります。

FRBが今考えている政策金利の上げ幅は、来年末までに0.75%の引き上げを行い、最終的には5%を超えることが鮮明になってきています。

それに伴い、来年は利上げにより景気減速や国民総生産(GDP)の伸びの予測も、引き下げをみているようです。

パウエル議長は「インフレが収まってきているかどうかは更なる根拠を必要とする」

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FRBパウエル議長は、記者会見で「10月11月の消費者物価指数は上昇のペースに低下がみられることは歓迎するが、インフレの状態が低下していくことへのさらなる根拠が必要となる」と述べています。

また、FRBの会合のメンバー19名のうち17名が、来年の適正金利は5%以上だとしていることも明かしているようです。

その他にもパウエル議長は「物価目標を2%台に戻すために金融引き締めに力を注ぐようにする。当面は、引き締めを維持し、会合参加者の考えを考慮すると、来年中の利下げはない」との発言でした。

これまでのFRB政策の流れ!

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2020年3月頃から広まりだした新型コロナウィルス感染により、市場の動揺をふせぐために、FRBの金利政策は0.5%、1%と相次ぎ利下げを実行してきました。そして、ゼロ金利政策の導入に至ってきました。

21年の年末以降は消費者物価指数が7%以上とインフレが加速してきたことから、今年3月のFRBの会合において、0.25%の利上げを実施し、ゼロ金利の解除を決めました。

今年5月には22年ぶりの0.5%の利上げを実施し、その後においてもインフレの収束が見えなかったため、6月以降は11月の会合まで4回連続で0.75%の大幅な利上げを決定しました。

その後10月の消費者物価指数は、8%を下回る7.7%となり、そして今月の7.1%と、インフレの上げペースに落ち着きが見え始めています。

今後CPIの動きに、今回の下げが転機となり、引き続き景気が持ち直していく戸を願うばかりです。

参考記事 NHK NEWS WEB FRB政策金利の発表

 

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