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新型コロナウィルスの世界的な流行が終息する兆しがないことから、IOCが東京オリンピックの延期を決定しました。東京オリンピックが延期されたことで、決定していたボランティアはどうなるのでしょうか。
ここでは、すでに決定していたボランティア採用は東京オリンピック延期で白紙になってしまうのか、2021年に開催されることになった東京オリンピックに向けて再募集はあるのか、などについて解説していきます。
東京オリンピックの延期が決定!ボランティアはどうなる?
それでは、すでに参加が決定していた東京オリンピックのボランティアが延期に伴い、どうなるのかということについて解説していきます。
IOCによる東京オリンピックの延期発表後のボランティアへの対応は?
東京オリンピックの大会ボランティアとして8万人の方が採用されています。
そのボランティア採用者たちの中から、IOCの東京オリンピック延期が発表された直後から、ボランティア採用者たちからは「どうなるのか心配だ」という声があがっていましたが、2020年3月26日に東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会から採用が決まっている大会ボランティアの方々たちへの対応があったことが明らかになりました。
延期した場合のボランティア採用者はどうなる?
多くのボランティア採用者から、東京オリンピックの延期によって、採用はどうなるのかを心配する声があがっていましたが、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会は採用が決定している8万人の大会ボランティア全員の採用を継続することを決定しました。
発表によると、大会組織委員会が採用が決まっているボランティアの方たちに対し、「皆さまには来年に活動いただきたい」と記した文書をボランティア専用のウェブサイトに掲載して、全員の採用を継続することを正式に通知したとのことです。
2021年の東京オリンピック開催に向けてボランティアの再募集は?
大会組織委員会がボランティア専用のウェブサイトに掲載した採用継続の通知では、東京オリンピックが延期になってもボランティアへの参加を希望する場合の手続きは不要としている一方、諸事情により活動が難しくなる方は辞退の手続きをお願いしています。
今は、東京オリンピックの1年程度の延期と、大会ボランティア採用継続の発表がされたばかりです。辞退者はまだそんなに出ていませんが、東京オリンピックの開催時期が変わったことで、生活環境の変化などの諸事情でボランティアに参加できなくなってしまう方は少なくないでしょう。
今のところ、ボランティアの再募集があるかについては発表されていませんが、今後、多くの辞退者が出る可能性は高いです。
さいごに
東京オリンピックが延期になっても、大会ボランティアについては採用は継続されます。
延期された東京オリンピックの開幕を2021年7月23日に、パラリンピックを8月24日にすることがIOCと大会組織委員会、東京都、政府で合意がなされました。これから採用を辞退する方がたくさん出てくれば、再募集するかの協議が大会組織委員会で行われるでしょう。
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