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第3四半期(7月-9月)の国内総生産(GDP)は-1.2%!!原因を考察!

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マイナス成長のGDP-1.2%!!そこから見えてきたことは!?

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2022年11月15日発表の7月-9月の国内総生産は、年率で-1.2%になったことが判明。これは、4期ぶりのマイナスとなりました。

原因は、新型コロナの感染の拡大が大きく、その為個人消費の落ち込みがみられたことです。

また、海外への支払いが膨らんだ輸入の増加や外需の増加が一番の原因だと考えられているようです。

個人消費の状況をみますと、この「個人消費」はGDPの半分以上をしめているようで、前回と比べても0.3%となり、伸び悩んでいることがわかりました。

7月-9月では、今回行動制限のない夏休みでしたが、新型コロナの感染が拡大、そのため、外食などのサービス消費や旅行の伸び悩み、家電製品や耐久財、スマートフォンの販売なども落ち込んでいることがわかりました。食料品やエネルギー価格など物価上昇で、消費者の節約の志向が強く働いたことが要因ではないかと見ているようです。

もう一つの、輸入の増加はプラスの5.2%、輸出はプラスの1.9%になることがわかりました。そのため、輸出から輸入を差し引いた外需マイナスとなり、GDPの減少につながったと見られています。輸入が増えた要因には、上海や中国の行動制限が緩和され、石炭などの原材料の輸入が増えたことやマーケティング事業や広告を手掛ける海外の企業への支払いが一時的に増加したことが、輸入増加につながりました。

主要国のGDPの現状は!?

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アメリカ、中国、ユーロ圏の状況を見てみますと、7月-9月のGDPはいずれも、プラス成長しています・

(アメリカ)

10月の27日発表の、7月-9月のGDPはプラス2.6%となっています。

インフレが続いている為、個人消費は落ち込んでいるものの、輸出や政府支出に支えられたことが、プラスの要因です。

(中国)
中国の内閣府の試算で、前の3カ月と比べると、プラス16.5%となりました。

上海での厳しい外出制限の影響で、4月から6月のGDPは落ち込んだものの、その反動の伸びが大きくなったようです。しかし、個人消費の伸び悩みは経済の回復の力強さに欠いていると見られています。

(ユーロ圏)

ドイツやフランスなどの19か国のGDPは、前の3カ月と比べるとプラスの0.7%となりました。

6期連続のプラス成長ですが、ロシアによるウクライナ侵攻は、エネルギーの高騰同じくインフレの高騰は、個人消費や企業の活動のペースを鈍化させる要因となっているようです。

「企業や家計を取り巻く環境は厳しい」と後藤経再相

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今回のマイナス要因について、「海外からの輸入緩和による増加、一時的な支払いが増加したと見られている対外サービスの増加が要因の一つとみているが、設備投資としては増加している。個人消費もプラスは維持しており、景気は緩やかに持ち直していることに変わりはない。」

景気の先行きについて「持ち直しは見られるが、物価の上昇、家計の所得の減少、企業のコストの増加などとりまく環境の厳しさは見られる。欧米などの金融引き締めで、景気後退の懸念には注意が必要」としています。

「補正予算の早期成立が目標」鈴木財務相

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今回の結果を受けて「今回はマイナス成長になったが、個人消費や企業の設備投資の持ち直しの動きもみられており、プラス成長につながっている。政府として、物価高や世界経済の落ち込みがある中で、閣議決定した対策をできるだけ早く国民生活に届けられるよう全力で取り組みたい」とコメントしていました。

様々な要因で、我々国民生活も苦しい場面も増えていく中で、今開催されているG20の会議など世界が一つになり、現在の苦境を乗り越えていくことが、今求められている気がします。

参考記事 NHK NEWS WEB GDP発表を受けて

 

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