「看護師だけど副業したい」
「在宅ワークでテープ起こしがあるって聞いたけど、どんな作業?」
今、本記事を読んでいる人は上記のような思いを抱えているのではないでしょうか。
在宅ワークで副業をしてみたいけど、テープ起こしってどんな作業をするのか分からない人もいると思います。
そこで本記事では、
- テープ起こしとは
- テープ起こしの副業を始めるためには
- テープ起こしを副業でやってみる
- テープ起こしのメリットとデメリット
について解説しています。
ぜひ、参考にしてください。
テープ起こしとは?
テープ起こしとは講演会や座談会、会議などで録音され、データとして残されたものを文章に直す作業です。
現在はICレコーダーなどで録音されたデータを文章に直すことがほとんどですが、講演会、座談会、会議などをカセットテープで録音していた時代からテープ起こしとよばれる作業があります。
テープ起こしにはいくつか種類があります。
録音されたデータそのものを「えー」「あー」など一言一句そのまま文章としてまとめる「素起こし」とよばれる作業が、いくつかの種類のうちの1つです。
また、「えー」「あー」などの日常的に無意識に使われている言葉や、無くても会話が成立する言葉を省いた「ケバ取り」とよばれる作業もあります。
さらに、データから聞こえてくる内容をそのまま文章に直すのではなく語尾や表現、言い回しの修正などをおこない、文章を整えて原稿を作成する「整文」とよばれる作業があります。
テープ起こしの副業を始めるには?仕事の探し方と必要なスキルを解説
テープ起こしの副業を始めるにはどうしたらよいか悩む人もいることでしょう。
下記にまとめましたので、ご覧ください。
- テープ起こしの仕事の探し方
- テープ起こしに必要なスキル
上記について詳しくみていきましょう。
テープ起こしの仕事の探し方
テープ起こしの仕事は、求人情報誌や求人情報サイトなどで探すことが可能です。
また、手数料はかかりますが、クラウドソーシングサイトとよばれる企業と人材をマッチングするサイトでもテープ起こし案件は複数あります。
求人情報サイトやクラウドソーシングサイトなどに登録し、自分が希望するテープ起こしの仕事に応募、採用されることで仕事を始める事ができるでしょう。
テープ起こしに必要なスキル
テープ起こしに必要なスキルは、基本的には国語力とタイピング力です。
特別で高度なスキルは必要ありません。
テープ起こしではデータの内容を聞き取り、理解、整理し頭の中で文章にするという国語力と、聞き取り、理解、整理した内容を文章にして書き出すためのタイピング力が必要となります。
また、テープ起こしは何度も録音されたデータを聞いて文章にすることが必要です。
場合によっては、1時間以上もあるデータを文章にしなければなりません。
何度も聞きなおし何時間もパソコンに向かって作業することは、単純作業ではありますが苦痛に感じる人もいることでしょう。
地道にコツコツと集中して作業できるスキルがあると、テープ起こしがしやすいです。
さらに、テープ起こし作業に慣れてくるとより効率よく仕事がしたいと考えるようになると思います。
まずは、数をこなしテープ起こし作業に慣れることが必要ですが、ショートカットキーやツールを使いこなすといったスキルも身につけると作業をより効率よくおこなうことも可能です。
テープ起こしを副業でやってみる
テープ起こしを副業でやってみるとしたらどのような流れとなるのでしょうか。
下記にまとめましたのでご覧ください。
- テープ起こしの受注から納品までの流れ
- テープ起こしの副業収入
上記について詳しくみていきましょう。
テープ起こしの受注から納品までの流れ
テープ起こしの受注から納品までの流れを紹介します。
- テープ起こしの副業をおこなうために、まずは、求人情報サイトやクラウドソーシングサイトなどに登録
- 登録後、自分が気になる案件に応募
- 依頼者との契約
- 録音データ受けとり
- 依頼者との契約に応じたテープ起こし
- 納期までに納品
- 支払い
依頼者によって多少違いますが、テープ起こしの受注から納品までの基本的な流れを紹介しました。
テープ起こしの副業収入
テープ起こしの収入は録音時間によって変わることが大半です。
1分の録音データあたりいくらなどと決められます。
例えば、1分の録音データあたり200円の場合、10分で2000円、60分で12000円です。
時給で考える場合は、自分が作業に向かえる時間やスキルによって変動します。
60分の録音データで12000円の場合、テープ起こしの作業が4時間で終わったのであれば時給は3000円、6時間で終わったのであれば2000円となります。
納品の期限が迫っていたり整文が必要な場合など、難易度の高いものが高い収入を得やすいです。
テープ起こしのメリットとデメリット
テープ起こしをするときにもメリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットについて詳しく解説していきます。
テープ起こしのメリット
テープ起こしのメリットは、タイピング力と国語力があがることです。
テープ起こしでタイピングはなくてはならない作業であり、作業を続けることで知らないうちにタイピングを早くおこなう事ができるようになっているでしょう。
そして、データを聞き文章にするためには、頭の中でデータ内容を理解し整理できる国語力が必要です。
何度もデータを聞き理解、整理し文章にすることは、自然と国語力が養われることでしょう。
また、さまざまな講演会、会議、座談会の内容を聞き文章にすることによって、聞きやすい話し方、伝わりやすい話し方がどんな話し方なのかを知ることができるようになります。
聞きやすく、伝わりやすい話し方を知ることで、今後他者とコミュニケーションをとるときの助けになることでしょう。
テープ起こしのデメリット
テープ起こしのデメリットは、ある程度の集中力が必要なことです。
テープ起こしをするときに、データの内容を集中して聞く必要があります。
集中して聞いたあとは、内容を文章にまとめなければなりません。
集中力がなければ内容も頭に入ってきませんし、文章にまとめることも不可能です。
集中できる場所や時間など選びながらおこなうとよいでしょう。
また、案件によって難易度の落差が激しいこともテープ起こしのデメリットといえます。
難しい内容で専門的なことばかりを話されたり、分からない単語がでてくるようなデータ内容の場合があります。
上記のような専門的なことが何なのか理解するところから作業をしなくてはならず時間がかかり、時給で計算するとかなり少額となることもあります。
自分が取り組みやすい良い案件を意識して見つけると、テープ起こしをしやすくなるでしょう。
さいごに
今回は、テープ起こしとは、テープ起こしの副業を始めるためには、テープ起こしを副業でやってみる、テープ起こしのメリットとデメリットについて解説してきました。
看護師が副業として在宅でテープ起こしをおこなうことは、特別で高度なスキルを求められず、手軽ですぐに始めることができるということについてよく知ることができたかと思います。
本記事が在宅でテープ起こしの副業を始めてみようと思うきっかけとなれば幸いです。
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