「看護師として楽しく働きたい」
「看護師として働いているけど毎日楽しくない、どうしたらいいんだろう」
今、本記事を読んでいる方は、上記のような思いを抱えているのではないでしょうか。
看護師として働きながら楽しくないと悩み、転職を考えた経験があるのでそう思う気持ちとても分かります。
看護師が楽しく働くにはどうしたら良いのか知りたいですよね。
そこで、本記事では
- 看護師が楽しく働きたいと感じる瞬間とは
- 看護師が楽しく働きたいなら持つべきマインド
について解説します。
ぜひ、参考にしてください。
看護師が楽しく働きたいと感じる瞬間とは?
看護師が楽しく働きたいと感じる瞬間とはどのようなときなのでしょうか。
看護師は、患者という人を対象として仕事をしています。
人にはさまざまな思考回路があり、自分とは違う行動や予測不能な行動をします。
患者が自分の考えとは違う行動や予測不能な変動をすると、看護師が意図していた思い通りの結果とならないことがあるでしょう。
例えば、看護師として患者が転ばないように動線を考えてトイレ誘導しようとしたが、患者がその通りに動くことができず転んでしまい、レポートを書かなくてはならなくなってしまった。
レポートを書くことになってしまった結果、他の業務ができず結局時間外労働をすることになってしまったなど、思い通りの結果とならなかった場合があります。
看護師は意図していた思い通りの結果とはならないことでストレスや辛さを感じることがあります。
また、患者はいつどのようになるか予測が不可能です。
先程まで楽しく話していたのに急に容態が悪くなっていたり、次の日には亡くなっているということもあります。
急変があったとき、ほとんどの看護師は自分の行動を振り返ります。
「自分がもっとこうしていたら患者の結果は違っていたのではないか」と自分自身を責める場合もあります。
看護師がストレスや辛さ、悩みを感じると、看護師を志した頃を思いだしこんなはずではなかったと思い悩むことになりかねません。
看護師を志した際、少なからず患者を笑顔にして患者のために自分がしていることを想像し、楽しく仕事をしている姿を思い描いていたという声もあるでしょう。
楽しく仕事をしている自分の理想と、ストレス、辛さや悩みを抱えて仕事をしなければならない現実とがかけ離れてしまっている際に、もっと楽しく働きたいと感じる場合もあります。
看護師として楽しく働き続けるためには、上記のような感情を上手くコントロールしなければなりません。
楽しく働くためのマインドについて、次で解説していきます。
看護師が楽しく働きたいなら持つべきマインド
看護師が楽しく働きたいなら持つべきマインドとはどのようなことでしょうか。
下記に解説していきます。
- ストレスを上手く発散する
- コミュニティーを深める
- 自分の看護観を大切にする
上記について詳しくみていきましょう。
ストレスを上手く発散する
まず1つ目にストレスを上手く発散するというマインドを持つことが大切です。
看護師は仕事で人を対象としている以上、ストレスや悩みを抱えずに仕事をしている看護師はいないといっても過言ではありません。
退職を考えるほど深刻な精神状態に繋がる場合もあります。
ストレスと上手く付き合いながら仕事をしていく方法を探すマインドが必要です。
例えば、運動です。
運動をすることでストレスを発散している看護師もいます。
マラソンや山登り、ジムに通う、散歩をする、自分が得意とするスポーツ団体に通うなどを定期的におこなっている看護師がいました。
また、料理や旅行、ドライブ、習い事などをしている看護師もいました。
上記のような趣味で、ストレスを上手く発散できるような取り組みを見つけていた看護師は、気持ちを切り替えて日々の仕事に向き合うことができて楽しく働きやすくなります。
コミュニティー深める
次に、コミュニティーを深めるというマインドが大切です。
誰かに話をすることでストレスや辛さなどが軽くなることがあります。
悩みを話すために、深いコミュニティーをもっておくというマインドが必要となります。
コミュニティーを上手く活用し悩みやストレスなどを軽減させることにより、楽しく仕事をしやすくすることは可能です。
自分の看護観を大切にする
看護師として楽しく働くために、自分自身の看護観を大切にするというマインドも重要となります。
看護観とは、「自分は看護師として患者にこんな看護をしたい」という看護師の理想のことを主にいいます。自分が看護師を志したときや、看護師になって日々1人前を目指すなかでつくられます。
看護師は日々、看護観に少しでも近づけるように勉強したり患者への看護をおこなっています。
看護観のような看護師とかけ離れてしまうと日々の業務をこなすだけで自分が何をしているのかよくわからなくなってしまったり、なぜ看護観のようになれないんだろうとジレンマに陥って悩みを抱えることとなります。
自分が何をしているのかよくわからなかったり、ジレンマに陥って悩みを抱えながら働くことは看護師として楽しく働くことにつながりにくいです。
自分の看護観を大切にし自分の看護観に近い看護師として仕事をすることで、悩みが軽くなり自己肯定感も向上し楽しく働くことにつながるでしょう。
さいごに
今回は、看護師が楽しく働きたいと感じる瞬間、看護師が楽しく働きたいなら持つべきマインドについて解説してきました。
ここまでで、看護師が楽しく働くにはどうしたらよいのか、看護師として楽しく働くためのマインドについてよく知ることができたかと思います。
看護師として働いていると人を対象としているということもあり、どうしても辛いことや悩みを抱えることになります。
辛さや悩みを上手く変換させながら楽しく仕事をしていくことが大切です。
本記事が悩みを抱える看護師が少しでも楽しく仕事ができることの参考となれば幸いです。
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