所属/秦国・六大将軍
基本情報
戦場を無人の野のごとく飛ぶ秦の怪鳥
秦国六大将軍のひとりに名を連ねる、秦が誇る猛将です。昭王の時代に大陸を股にかけて戦い渡り、その武名は中華に広く轟いています。昭王亡き後は第一線を退いていたが、嬴政に新たな可能性を感じ取り、再び矛を手に取ることとなります。◀あらゆる戦場に現れ、猛威を振るったことから「秦の怪鳥」とあだ名されていました。
「果てなき漢共の命がけの戦い ンフフフ 全くこれだから乱世は面白い」
人物評
・性格
熱き血潮渦巻く戦いを求める
冗談交じりの会話が多く、人を喰ったような態度をとるため、真意を読み取ることが難しい性格です。心底から戦いを愛しており、心躍る戦場を得るためには、手段を選ばないこともあります。気まぐれなようで自分が認めた者に対しては目をかけて育てようとするなど、将軍らしい器の大きさを持っています。◀当初は加担していた成蟜の反乱だが、嬴政の器を知って立場を一転します。◀修行を乞う信を谷底へ蹴飛ばします。これは期待感の裏返し的行動なのでしょうか？◀敵であれ、認めた人物には敬意を払います。廉頗は最大の友ともいえます。
・技能
戦場のさまざまな違和を読み取る戦術眼
並ぶ者のいないほどの武勇を誇る王騎です。個人としての戦闘能力の高さももちろんだが、王騎の真骨頂は、戦場の隅々までを見渡す事のできる戦術眼の広さです。あらゆる事態を想定して大胆かつ慎重に事を運ぶため、並の軍師では王騎の行軍の裏を突くことは難しいです。指揮能力の高さは秦国随一です。◀趙軍との戦いでは裏に李牧の存在を感じ取り、行動に移ります。◀王騎の「オーラ」に圧倒された趙将・渉猛は、王騎に一刀両断されます。
・威圧感
対峙者を圧倒する佇まい
戦場においても常に威風堂々とした佇まいは、まさに天下の大将軍です。将軍たちのなかでは、けっして大柄というわけではないが、対峙した者は王騎の纏う気迫に圧倒され、萎縮してしまいます。圧倒的な武力を誇る龐煖でさえ、王騎の気迫の一撃にはたじろいだほどです。
来歴
壱 修練を積み、１３歳で戦へ
武の名家・王家一族の分家に生れた王騎です。少年といっていい年齢から、すでに戦場へと身を投じ、すぐさま頭角表すこととなります。◀共に育った摎とは、他人が推し量れない深い絆で結ばれていました。
弐 軍歴を築き上げていく
若くして百将の位についた後は、瞬く間に将軍まで上り詰めます。戦乱の世であったことが多くの武功を積む好条件となり、数々の実戦を経験したことで王騎の戦術眼は養われました。◀昌文君の後輩的な立場であったが、すぐに彼を追い越して大将軍の地位を得ています。◀昌文君とは長い付き合いです。大切な摎を託すことができるほど信頼していました。
参 秦の六大将軍として恐れられる
王騎は圧倒的な武勲から、やがては秦の六大将軍に数えられるようになりました。昭王配下として中華統一の夢を追い、戦場を駆け巡りました。いまなお、彼らの武勇は伝説として語られています。◀秦六将として、戦争を自由に行える権利を与えられました。◀白起の副将として、長平の戦いにも参戦していました。廉頗から総大将を引き継いだ趙括を、「興が削がれた」といって一蹴します。
四 昭王の死により第一線から退く
戦神として各地に恐れられた昭王も老いには勝てず、志半ばで果てます。戦いの日々に充足を感じていた王騎は、昭王の死とともに生きがいを失い、身を潜めることとなります。いずれはまた心躍る時代が来ることを期待して…。◀昭王に心酔していた王騎です。夢を追った遠き日々は、穢すことの出来ない思い出です。
伍 再び戦場へ
嬴政に王の器を見た王騎は、過去の自分にけりをつけるため戦場に舞い戻ります。しかしこれが最後の戦場となるのでした…。◀いち早くこの戦争のポイントの敵将を見抜き、信に指示します。◀思わぬ伏兵、李牧の奸計により、かつてない死地になりました。
六 気高き最後
龐煖の武と李牧の知勇により戦場で命を落とします。最後の瞬間まで大将軍としての威光溢れる姿に、部下たちは号泣します。◀王騎は龐煖から受けた傷が致命傷となり、愛馬の上で果てました。
・遺志を継ぐ者？
王騎は次代の息吹を感じ、逝きました。託されたものは大きいです。◀王騎から矛を受け取った信は、矛の重みを受け止められる名将を目指します。
引用元
キングダム英傑列紀、キングダム漫画原作、まんが好き.com、エンタメ＆漫画BLOG、漫画ネタバレ777
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