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アメリカCPI予想を上回る伸び!!円安も32年ぶり147円台!今後の動向を考察!

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米国CPI予想を上回る上昇!!反応した円は32年ぶりの安値付ける!!

2022年10月13日に、9月のアメリカ消費者物価指数(CPI)が発表され、予想を上回る8.2%(前年同月比)を付けました。アメリカの株式の相場は一時売り傾向になりましたが、その後は買い戻されました。また、円相場は147円台の前半まで上昇、1ドルが147円67銭となり、これは32年ぶりの円安ドル高となりました

アメリカの株は大幅上昇!原油先物は反発!!

S&P500の株価指数は3669.91の前日比で2.6%の上げになり、過去の6日間に下げた分(約40%に近い分)を取り戻した形となりました。またダウ工業の株(30種)平均で2.8%もの上げとなり30038ドル、NASDAC総合指数では2.2%の上昇です。

円が32年ぶりの安値を付けて市場は!?

市場では、今、介入の動きに神経質になっているとの事、為替の関係者の談によれば、「円ドルの相場の価格変動をみると比較的落ち着いているので、緊急で行動を起こすことはない」という意見も上がっています。金のスポット価格は0.2%安くなり1オンスが1669ドル余りとなっているようです。また、利上げに関し関係者は「11月に0.75%の利上げで、その後0.05%にペースダウンするという予測は」と話す。CPIの動きをみると、インフレ傾向は考える以上に根強い見方になっているようです。

アメリカ株CPI発表後大幅高の好感傾向示す!!

アメリカの消費者物価指数(CPI)の発表後、アメリカの株が大幅な上昇となり、それに連動して東京の株式相場も5営業日ぶりに反発をみせ、3%を超える上昇率となり、円相場は2万7000円を超え、一時的に回復の動きになりました。

9月アメリカコアCPIの大きな上昇がもたらすことは!?

アメリカの金融当局が年内にインフレの攻撃に対して、緩めるのではないかと期待感がみられたようですが、コアCPIの結果がその期待を裏切る結果になりそうです。コアCPI値は40年ぶりの高水準の6.6%となりました。インフレの安定化がアメリカ経済、世界経済の安定につながることは間違いありません。

参考記事 BloombergアメリカCPI

 

 

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