「看護師でものんびり働きたい、毎日忙しすぎる！」
「今の看護師の仕事はストレスが溜まる」
「もっと余裕を持って働きたい」
いま、本記事を読んでいる方は、上記のような思いを抱えているのではないでしょうか。
毎日忙しく残業の多い病棟の看護師として働いた経験があるため、いまの仕事よりもっと余裕を持ってのんびりと働きたいという意見もとても分かります。
のんびり働ける仕事があったら知りたいですよね。
そこで、本記事では
- 看護師がのんびり働きたいと思う理由
- 看護師がのんびり働ける職場の条件
- 看護師がのんびり働けるオススメの職場
について紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
看護師がのんびり働きたいと思う理由とは？
看護師がのんびりと働きたいと思う理由は何でしょうか。
看護師の仕事と聞いて、ほとんど誰もが「忙しい仕事」という認識であることでしょう。
看護師は、ほとんどの誰もが思う通り「忙しい」からのんびりと働きたいと思うものです。
1日に何人もの患者を受け持ち情報収集から始まり、仕事の終わりまで業務に追われます。
仕事が終わっても看護記録に追われ、記録が終わるまでは家に帰ることもできません。
仕事が終わっていないのに、残業対策で早く帰れといわれることもあります。
仕事が終わり、帰ることができたかと思えば家で寝てまたすぐに出勤ということもあります。
重症の患者を受け持つ場合、自分の行動ひとつが命に直結するという緊張した状態で仕事を続けなければなりません。
また、土日祝日休みなどの一般的な決まった連休がなく、他職種との休日も合いません。
うまく休日を有効利用できる看護師ならばよいですが、うまく有効利用できる看護師ばかりではなくストレスをためていく看護師もいます。
慢性的な人手不足によって休みたくても休めない、もしくは休み希望をお願いしたくても希望するとよい顔をされないため、言い出しにくいということもあるでしょう。
人間関係がよい職場ならばよいですが、頼みにくいとさらなる業務負担やストレスを抱えることとなります。
上記の看護師は休みたくても休めずとても忙しく慌ただしい毎日が過ぎていき、さまざまなストレスから解放されないなかで仕事をしなければならないのです。
とても忙しく慌ただしい毎日が過ぎていきストレスも解消することができない看護師は、何を思うでしょうか。
ほとんどの看護師は、忙しくなく穏やかでのんびりとした環境で働きたいと思うことでしょう。
看護師がのんびり働ける職場の条件
いまの仕事が忙しく穏やかでのんびりとした環境で働きたいと思う人は、転職を考えることでしょう。
看護師がのんびり働ける職場の条件とは何なのでしょうか。
下記にまとめましたのでご覧ください。
- 重症の患者を受け持たなくてもよくてレベルの高い看護技術を必要としない
- 夜勤がない
- 土日祝日に休める
- 人間関係が良い
上記についてそれぞれみていきましょう。
重症の患者を受け持たなくてもよくてレベルの高い看護技術を必要としない
重症の患者を受け持つことは、自分の行動ひとつが命に直結するという緊張した状態で仕事を続けることになります。
また、重症の患者は慢性的な患者と比べて急変のリスクも高い傾向にあります。
急変のリスクに備えてレベルの高い看護技術が必要なため、常に知識を蓄えておかなければなりません。
急変の患者を受け持った日には目まぐるしくさまざまな処置をする必要があり、のんびりと働ける環境とはいえないでしょう。
重症の患者を受け持たなくてもよくレベルの高い看護技術を必要としないことが、のんびりと働ける職場の条件となります。
夜勤がない
勤務形態にもよりますが、夜勤をすることは日勤で仕事をするよりも大人数の患者を受けもつ必要があります。
また、夜勤をすることは夕方から翌日の朝など勤務時間も長時間となることがほとんどです。
大人数の患者を受け持ち長時間労働することは精神的にも肉体的にも辛く、のんびりと働ける環境ではありません。
夜勤のない職場を選ぶことで、のんびりと働くことに近づけるでしょう。
土日祝日に休める
土日祝日休みなどの一般的な決まった連休がない場合、1日休んでまた仕事といった業務を繰り返す必要があります。
1日休んだだけでは疲れが取れないこともありますし、他職種との休日も合わず他職種の友人や家族と連休にどこかへ出かけようということも自分が職場に希望しない限りできません。
ストレスがたまり、のんびりという感情にはならないでしょう。
1日の休日だけでストレスをうまく解消できる術が必要です。
術がなくても、土日祝日は自由に休める職場がのんびりと働ける職場の条件となります。
人間関係が良い
人間関係が悪い職場は、自分が休みたい時に休むこともできず困ったことも相談しにくい職場といえます。
相談できないような雰囲気の職場では、のんびりと仕事をすることはできないでしょう。
仕事について相談しやすく、休日の相談もお互い様な雰囲気の職場を探すことがおすすめです。
看護師がのんびり働けるオススメの職場
どのような職場が看護師としてのんびりと働ける職場なのか、気になりますよね。
看護師がのんびり働けるオススメの職場を5つ紹介します。
下記にまとめましたのでご覧ください。
- クリニック
- 訪問看護
- 健診センター
- 介護施設
- 保育園
上記について、それぞれみていきましょう。
クリニック
クリニックは決められた休日があり、自分の時間を持ちやすいです。
また、夜勤のないクリニックを選べば日勤業務のみの仕事となり、ライフワークバランスに合わせて仕事することができます。
重症の患者がいることはほぼなく、重症の場合は総合病院などの医療機関へ搬送となることがほとんどであるため、のんびりとした環境で働くことができるでしょう。
訪問看護
訪問看護では基本的に1人で患者の家に訪問し、看護をおこなうことになります。
そのため、病棟のように何人もの患者を受け持ち慌ただしく看護するのではなく、1人の患者に対してゆっくりと時間を使うことができます。
病棟などの仕事と比べるとのんびりしやすく、患者と自分の時間に合わせて働くことができるでしょう。
健診センター
健診センターは、患者のバイタル測定や採血、検査の介助が主な仕事となります。
健康な人を対象に働くため、患者を受け持ち観察して看護をするときのようなストレスはありません。
また、決められたことをこなしていく仕事であるため残業もほぼなく、のんびりと働くことができるでしょう。
介護施設
介護施設は、施設利用者の健康管理や体調不良の際に必要な対応が主な仕事となります。
介護施設では病棟のように常に受け持ち患者の状態の変化に気を配って働く必要はなく、介護士と連携して働きます。
自分1人で何人も受け持ち、バイタルを何度も測定して変化を常に観察し、対応するといった高い看護技術を必要とせずルーティーン業務をおこなっていく仕事であるため、のんびりとした環境のなかで働きやすいです。
保育園
保育園での看護師の仕事は、園児の健康管理や保育補助、保健指導、予防接種の情報提供が主です。
夜勤がなく医療行為もほぼなく保育士と連携をとりながら仕事をしていくため、病棟看護師などと比べるとのんびりと仕事がしやすいでしょう。
子育ての経験がある看護師ならば、なお働きやすい環境といえます。
さいごに
今回は、看護師がのんびり働きたいと思う理由やのんびり働ける職場の条件、オススメの職場について解説してきました。
本記事を読むことで看護師の働き方や、看護師として自分の希望にあったのんびり働く職場について知ることができたかと思います。
自分の感情や辛い症状を無視し、無理をしていまの仕事を続ける必要はなく自分にあった仕事を見つけることが大切です。
本記事が、自分にあった仕事を探すことの参考となれば幸いです。
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