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スイス中央銀行政策金利0.5%利上げで1.5%に!!クレディスイス買収で社債は無価値!?

mariia-shalabaieva-2b_bQ_eUo54-unsplash 【速報】最新の経済ニュース!おすすめ情報をわかりやすく解説!

スイス中央銀行クレディスイスの支援措置!インフレ抑制には利上げで危機回避か!?

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スイス中央銀行は、インフレの抑制を優先するために、0.5%の利上げに踏み切りました。4回連続の利上げを決めたわけですが、消費者物価指数の伸び率は今回で3.4%となっており、物価目標の2%を上回る物価高が続いています。

また、声明ではクレディスイス銀行の救済措置について「政府と金融当局の措置が今回の危機に一旦歯止めをかけた」としています。

金融大手のUBSが買収すると合意したあとも、不安定さは続いているようですが、スイス中央銀行の救済買収と各国と協調した政策で、今は万全であることを示すためにも、今回は利上げを決めたのではないかと見る目もあるようです。

世界の中央銀行をみてみると、金融システムの安定とインフレの抑制と言両方を迫られており、アメリカのFRBやヨーロッパのECB共に金利の引き上げに対策を打ち出しています。

クレディスイスの社債の価値が無くなる!?

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大手金融グループのクレディスイスが救済買収先のUBSに買収されるに伴い、およそ2兆円ともいわれる社債が無価値になると発表されたようです無価値になると社債は、「AT1債」と言われる社債で、額にすると160億スイスフランで、日本円に換算すると約2兆2000億円と言われています。

この「AT1債」は、Additional Tier1の略でハイブリッド証券と呼ばれ、債券と株式の中間の性格をもっており、金融機関が破綻や資本不足に陥った場合に備えるもので、弁済時、一般の債権より低い順位となるが、利回りは高く設定出来ると言う代物。

今回、スイスの金融当局は、この「AT1」を無価値にすることにより、クレディスイスの自己資本を増やすことを考えているようです。

これを受けて、市場の反応は、社債の損失が広がることに警戒感が強まり、また、アジアでもこのタイプと似た社債を発行してる銀行など金融機関の株式を売る動きも見られており、不安定な状況になっているようです。

ヨーロッパを始め世界の株価指数は軒並みダウン

今回、クレディスイスの[AT1債」が無価値になると発表されてから、銀行株の売り注文が出て、各国の物価指数は値を下げ、ヨーロッパのパリやロンドンの物価指数は、一時0.5%程度の値下がりとなりました。

クレディスイスの救済で、日本ヨーロッパアメリカの中央銀行がドル資金の供給を拡充する案を打ち出すなど取ったことにより、一旦は株価化の上昇も見られましたが、クレディスイスの債権が無価値との発表で、売り注文が増える形となっています。

買収の動きが日本経済への影響は!?

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のところ日本では、欧米のような急激な金利の引き上げはなく、低水準な金利となっていることや、欧米のような金融機関とはとりまく環境が違う為、資金の流出する可能性は低いと見ているようです。

しかし、今回の金融システムの混乱が、世界経済の減速にも影響し始めていることもあり、その為日本経済にも経済の悪影響が出る可能性もあり、注視していく必要性は十分ありそうです。

参考記事 NHKニュースウエブ 政策金利発表

 

 

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