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日銀金利政策の発表!!マイナス金利-0.1%に決定!!黒田総裁最後の会合締めくくる!

louie-martinez-IocJwyqRv3M-unsplash 【速報】最新の経済ニュース!おすすめ情報をわかりやすく解説!

金融緩和政策の維持を決めた日銀‼先行きの指針も維持か!?

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今回、日銀黒田総裁にとりまして最後の会合、市場では政策の修正もあるのではとの思惑もあった中、日銀は金融政策の維持に決定しました。

短期金利においては、政策金利の残高に-0.1%の金利を適用長期金利は、上限を設けないで10年物国債金利などは0%程度になれるようにしていくとの先行きの指針なども示されました。

10年物の国債は0.5%での指値オペを「応札が見込まれない場合を除き、毎営業日の実施」と表明。金融市場が整合的に促されるように、イールドカーブ※1形成を取り入れながら国債の買い入れを続けるとしています。また、買い入れの増額は指値オペを実施していくようです。

長期国債以外の買い入れ方針も現状維持していくと決定、ETF(上場投資信託)やREIT(不動産投資信託)は年間でおよそ約12兆円とおよそ約1800億円に相当する残高増加ベースになるように必要に応じて買い入れを行っていくことを決定しました。

金融政策の先行き指針も現状維持に決まり、企業などの資金繰り支援や金融市場の安定化に努めるとしています。必要が生じた場合、追加緩和を講じていくとも決定しました。政策金利は、現在の長短金利の水準もしくはそれを下回る形で推移していくことを声明に盛り込んだようです。

また、コマーシャルペーパー(CP)※2の残高を約2兆円に維持、社債に関しては、買い入れ残高を約3兆円に近づけるようにしていくとして、社債の発行環境に十分配慮しながら進めていくようです。

日銀の物価安定目標である2%を実現し安定的に維持していくために必要な事として、長短金利操作ありの量的質的金融緩和策を継続していくことに決めました。

新日銀総裁の下で日本経済をいかに取り戻し修正するかに注目!?

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今の国内の景気の現状をみると、新型コロナの感染拡大に落ち着きが見え始め、そして経済の活動も進み始めてると言えます。これは、前回の判断と同じ見解を見せていますが、生産と輸出に関しては、緩い動きになっている為、前回は「増加」との判断から「横ばいの範囲」との表現に変えています。

今後の物価の傾向は、政府の経済対策や輸入物価の上昇による価格転嫁していた動きが減少しているとして、来年度の中間あたりには落ち着き始めると予想しています。

今後も影響を受けると見られている資源高や海外経済の減速はあるとしながらも、感染症や円安などの影響は回復してくるとの見方をしています。しかしながら、ウクライナ情勢や資源価格高騰などはいまだ衰えていない状況から、日本経済を取り巻く状況には十分注視する必要があるとしています。

参考記事 日銀金融政策維持

米1イールドカーブ:債権の金利と償還期間の相関性を表したグラフで表示しており、縦に金利を横に償還期間で示すの事を言います。

米2コマーシャルペーパー:企業に短期資金調達の目的で無担保の約束手形の事を言います。

 

 

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