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0.75%の利上げを決定!!12月の利上げ幅の縮小なるか!?アメリカの経済の動向を考察!!

tug-of-war-gb0fcd1d6f_1920 【速報】最新の経済ニュース!おすすめ情報をわかりやすく解説!

アメリカ金融政策決定会合で4度目の0.75%利上げを決定!!

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2022年11月1日~2日の2日間、アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)は、金融政策決定会合である連邦公開市場委員会(FOMC)にて、今回で4度目となる0.75%の大幅な利上げを決定しました。アメリカ経済情勢の記録的インフレを抑え込むとの姿勢が見えたことになります。

今回の利上げを決定したことによる声明文も加わり「金融経済の活動がインフレに影響するのに時間差があることを考慮する」とあり、記録的なインフレを抑え込むとした手段が行き過ぎた可能性もあるとして、配慮の面も見られたようです。

気になる今後の利上げのペースについて聞かれたパウエル議長は、「利上げのペースを緩める時期はいつかはやってくるとみているが、それはいつになるのかはまだきまっていない」と明言を避けた形をとりました。

「任務が完了するまでは利上げの方針と貫く」パウエル議長談

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会合後の記者会見で質問が相次いだ点ですが、利上げペースの発表に加わった声明文の内容について、パウエル議長は、金利の影響を受けやすい住宅の市場などで需要が落ち込んでいて、大幅な利上げ効果でインフレが収まることを確認するのには時間がかかるとしています。そして、大切なことはリスクを管理することだとして、引き締めすぎたり、緩めすぎたりなどのミスは避けなければならないとの事でした。

また、パウエル議長は、最終的な金利の到達点についてのコメントで、利上げを停止する段階には今はない、インフレを抑え込むと言う任務を完了するまでは、金利引き上げの姿勢に変更点はないとしているようです。

これまでの金利引き上げの経緯をみると

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異例の利上げが始まった経緯には、当初。新型コロナウイルスの感染で、市場に動揺が広がった2020年の3月と言われています。政策金利を0.5%にするなどのゼロ金利の緊急利下げが始まりでした。

去年の12月以降には、消費者物価指数が7%を超える状況となり、インフレが加速し始めました。この時、FRBは、金利の引き上げを0.25%にするなど、ゼロ金利政策を停止し、金融引き締め政策に転換し始めました。

今年5月には、0.5%の利上げと、金融資産の圧縮にも乗り出すことを決めたのもこの時期のようです。

その後もインフレの終息は見えず、6,7月の2回連続で0.75%の大幅な利上げ対策を実施。

パウエル議長は、先月の下旬に、シャクソンホール会議の講演で記録的なインフレを抑え込むには、金利の引き上げをやり続ける姿勢を鮮明にしたのです・

パウエル議長の強い決意も表明し、「インフレを抑え込むと、企業や家計には強い痛みをもたらすことになる。しかし、物価の安定を取り戻すことに失敗すれば、痛みがもっとひどくなる」と述べていました。

今年8月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べ、8.3%の上昇、このため9月の会合で0.75%という異例の利上げに踏み切ります。

記録的インフレが続いているアメリカ、利上げの影響は日本も見過ごすわけにはいかず、頑なに大幅な利上げを続けていくことが、景気の前進につながるのか、見守るしかないのか、今後の各国の金利の動きに注目です。

参考記事 NHK NEWS WEB FRB金利引き上げ

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