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アメリカ消費者物価指数3月減速する!!インフレ圧力は継続か!?

tommao-wang-cobho97xHII-unsplash 【速報】最新の経済ニュース!おすすめ情報をわかりやすく解説!

1年半ぶりの5%台になる!!その背景を考察!

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アメリカの消費者物価指数が減速した要因に挙げられる点が、ガソリン価格の減少したことが挙げらるようです。前年の同月比で17.4%の減少で、併せて中古車価格の減少も大きな理由の様です。

インフレの鈍化は国民にとっては一息つけるものだと、バイデン大統領はコメントを残しましたが、インフレの指標をみる限り、目標である2%の2倍を超える結果にあり、インフレは高止まりの様相を呈しています。

次回FRBの動きはどう判断する!?

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今回、消費者物価指数の伸びが総合指数の伸びを上回る結果になりました。この現象は2年余りではじめての現象です。この部分を詳細に説明しますと、

CPI(消費者物価指数)とは、商品の価格の変動を測る指標で、総合指数とコア指数の2つの指標で測ることはできます。

総合指数とは、食品やエネルギーなどの消費財とサービスの価格が含まれています。ロシアのウクライナ侵攻後の影響でエネルギー価格の上昇を見せました。コアCPIは食品やエネルギー価格を除いた価格に該当します。このコアCPIが総合指数を上回ったということは、より多くの製品価格のインフレが示されたことになります。 その為FRBはもう一度は利上げ対策を実施するのではとの見方もあるようです。

NY為替市場では、消費者物価指数の発表を受けて、円相場は、一時1ドル132円台の後半と値上がりのうごきになり、これはCPIの伸び率が、市場予想を下回ったことが起因していると言われています。

OPEC減産でエネルギー価格上昇か!?

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住居費月比で0.6%の上昇、これは11月以来小さな伸びではありましたが、前月比の上昇率と言う見方でいくと、最大の上昇率となったようです。

食品の価格をみてみますと、2020年以来の低下になり、特に目立つところでは、鶏卵の価格が前月比で大幅にさがりました。しかし、外食のコストは、まだまだ高い伸びになっているようです。

中古車価格は、3月は低下の一方、自動車保険や航空機の運賃は上昇となりました。

エネルギー価格は3.5%の低下し、電気代やガソリンの価格は下げを示しましたが、OPECとOPECプラスが、今月減産すると発表したため、エネルギーの低下傾向だった動きは早期に終了する可能性があると見られています。

コアCPIの低下が今後の焦点!!

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今後、高インフレの原因となっているコア指数(食品やエネルギー価格をのぞいたもの)の勢いがどう動いていくかが、焦点になってきそうです。

外食価格に目を向けると、一度上がり始めたら下がりにくい傾向にあると言われており、昨年12月から23年2月では上昇率は6.7%と高止まっている状況にあります。

3月の総合指数をみると0.1%の上昇、コア指数は0.4%の上昇になりました。ここから見えるのは、特に注目したい点が、コア指数は2月の0.5%と比べると減速していて、家賃を除いたサービス価格が約2年ぶりに上昇が止まったことにあります。FRBも特に注目している点だと言われています。

アメリカの大手銀行の破綻などで金融不安がささやかれる中、融資などの引き締まりが強くなり、企業が雇用や投資への積極さが弱まわり、結果物価上昇の勢いが鈍る可能性があると言われているようです。FRB高官たちの評価の動きが、CPIや金融不安によりどう判断されるかが、今後の大きな注目点になりそうです。

識者の見方は、「今回アメリカの状況をみると、エネルギー価格の減少や食糧価格の上昇も低下し、インフレ率は低下しました。コアインフレ率をみると、住宅関連の伸びが上昇した為、伸びる結果になりました。その為、5月のFRBでは利上げ予想と見ていますが、未だ地方の銀行の問題が存在するため、企業への貸し出し条件が厳格化する兆しも見える為、これ以上の利上げは行われない可能性もあります」と、FRBの慎重な判断になりそうです。

参考記事 四季報オンライン 日経新聞のアメリカ消費者物価指数に関連する記事を抜粋

 

 

 

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