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【発表】企業短期経済観測の調査!大企業製造業またしても悪化を考察!!

cherry-blossoms-gfb1372f62_1920 【速報】最新の経済ニュース!おすすめ情報をわかりやすく解説!

悪化し続ける日本の製造業の景気判断!!

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ものづくりの盛んな日本の現場には、今何が起こっているのでしょうか!?日本銀行が発表した大企業製造業の景況感をあらわす業況判断指数DI(Diffusion Index)をみると、前回6月の調査ではプラス9ポイント、今回の調査ではプラス8ポイントと1ポイント下回る結果となりました。当初の予想では、プラス11ポイントでしたので、3期連続での予想以上の悪化となりました。

非製造業は景気持ち直し!?

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景気判断が悪化した背景を、企業の回答からみていくと、一時期自動車部品の半導体供給不足が取り沙汰されていましたが、現在解消されてきたこともあり、自動車関係の景気判断は改善がみられています。しかし、多くの企業回答では、原材料の価格があ高騰し、その為コストの増加により収益が減少・圧迫しているなどの回答が非鉄金属や紙・パルプ等の企業で多くみられました。他方の非製造業においては、新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあることから、行動の制限も緩和され、運輸関係や宿泊・飲食サービス関係では改善傾向にあります。そのため、2期連続で改善がみられ、前回より1ポイントアップのプラス14ポイントと言う結果になりました。

先行きは改善予想!?

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日本銀行の短観(企業短期経済観測調査)によると、3か月後の見通しでは、円安効果で業績が高められ、販売の価格を転嫁する動きが進むことが予想される製造業などにおいては、今回より1ポイント改善すると見られています。一方、非製造業においては、円安の影響などで仕入れのコストが上がり、さらに原材料価格の高騰が続くなどの予想があるため、先行きの見通しは3ポイント悪化すると見込まれています。

日銀の短観とは、国内の企業約9200社に3か月ごとの景気の現状を尋ね、その調査の中でも景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引き指数で判断したものです。

政府は「持ち直しの動き反映も、世界経済の減速リスク視野に」

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日本政府の見方は、「景気は全体的にいい方向へ緩やかに持ち直していくことも考えられるが、今後世界経済の動きは減退していくことも、十分に考えられる」としており現在の世界経済の状態を視野にいれ「円安などの影響で物価の高騰や情勢の変化に途切れることなく対応し、今月末までには経済の対策を取りまとめていきたい」との談話を残しました。ものづくり日本が新たにバージョンアップしていく日が来ることを願ってやみません。

参考記事NHK NEWS WEB日銀短観発表

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