アメリカハイテク企業の大量解雇の理由にせまる!!
11月はじめ、イーロンマスク氏がツイッターの半数近くの従業員を解雇をし始めたと言われています。ツイッターのオーナーになるや、人員整理を始めたようです。
その他にも、インスタグラムやフェイスブックの親会社である「メタ」においても、従業員の10数%にあたる数の1万1000人余りの数に及ぶ人数を削減すると発表。
解雇を決断したCEOの判断理由で共通していることが、それは「拡大しすぎた、雇いすぎた」の声です。
何故?大量解雇にいたったその理由!?
アメリカのハイテク企業が集まる街シリコンバレーでは、企業経営者の人を雇いすぎたとの声がこだましていると言われてるようですが、その大敵は「景気の悪化」だと!?
利益は増えていく見通しが、はっきりしていたのか明らかではありませんが、パンデミックの巣ごもり重要が続くとの思い込みにより、人材を大量に抱え込み、事業の拡大を進めていったことも、要因の一つと見られています。
シリコンバレーのハイテク企業は、優秀な人材を次々に採用、そうすることにより、人気ランキングの上位に君臨し、成長力や資金力も増え、名声を象徴出来る勲章と思い込み、また、従業員たちもハイテク企業で働くこと自体がアイデンティティにつながると考えていたようです。
多くの諸手当や特典が用意されている、大手のハイテク企業は、一攫千金で人生を変えることも出来るとの富をちらつかせる手段で、優秀な人材を集めていたと言われています。
しかし、ハイテク企業では今、その大量採用の結果、消化不良になってきているようです。
10万を超える人材が失職!!
今年に入り、ハイテク企業で始まっていることは、レイオフ(一時解雇)などで、失職に追い込まれる人材が10万人を超えてきていると言われています。
セールスフォース、メタ、ブッキングドットコムなどの有名な大手の企業から、金融プラットフォームのチャイム、宅配サービスのゴーパフなどの未上場企業など、広範囲にわたり人員削減が行われていると言われています。
今、景気の需要が後退するとの考えが広まっているようです、その要因は、投資家からわく多くの資金を利用し、それに伴った事業の拡大に対応してきた多くの資金を使い、また、多くの人員増と見られています。
蔓延する「働かない高給取り!?」
今のアメリカのハイテク企業の実態、我々日本人から見ると羨ましい限りの福利厚生、1日数時間しか働かない従業員が利用できる無料のランドリーや有名シェフのカフェテリアなど。今これらの福利厚生のカットがマジ待っているようです。これから、初めて就職戦線に望もうとする人材に対して、スキルアップをしながらも面接に挑む人材の支援の輪が広がっているようです。
参考記事 東洋経済ハイテク企業大量解雇ニュース
コメント