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11日発表のイギリスGDP前期比で-0.2%!!景気後退の可能性を考察!!

viktor-forgacs-D9U_zS2qluc-unsplash 【速報】最新の経済ニュース!おすすめ情報をわかりやすく解説!

厳しいイギリス経済‼国民総生産前期比で-0.2%

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2022年11月11日発表されましたイギリスの国民総生産は前期比で-0.2%の減少となりました。イギリスのハント財務相は、歳出削減や増税など検討されている中でのこの結果に、先行き厳しいものになっていると指摘しています。

市場予想では、0.5%減で予想よりは落ち込まなかったものの、2021年初頭以来四半期ベースでの減少は初めてと言われています。

コロナ禍前のイギリス経済と比べても規模は縮小し、G7(主要7か国)の中で、コロナ禍の落ち込みから回復できていないのはイギリスだけのようです

GDPの減少幅が予想より小さいとは言っても、1970年台半ば以降リセッションに戻る速さが最も早くなる可能性があると、イギリスのシンクタンクは伝えています。

ハント財務相は17日発表予定の中期財政計画の前に、厳しい現実が浮き彫りになったことを受け「財務省は、国民の生活費等の危機がこれ以上悪化しないように、持続可能な軌道に乗せていくことが重要になる」とコメントを残しています。

近づくリセッション!?

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今のイギリス経済をうけて、イングランド銀行(イギリス中央銀行)は、利上げが実施された場合、景気後退(リセッション)は長く続く可能性を示唆しているようです。

また、イングランドの財政の関係者、イングランドウェールズ勅許会計士協会の(ICEAW)のディレクターのコメントで「リセッションの懸念が現実になりつつある。GDPの減少は、厳しい時期の始まり。エネルギー価格価格やインフレの高騰、そこに金利の上昇で所得が圧迫が進むと、今年の年末からテクニカル的なリセッションに入る」と指摘しています。

9月のGDPみてみると0.6%減、この時は、ロックダウンが導入されて以来の大幅な減少を記録しましたが、9月にエリザベス女王の国葬で、企業が休業になった事情がありました。

8月は0.3%の減少から0.1%の減少となっており、7月は0.3%増となるなどの状況からすると、今回の危機的状況は早急な対策を期待するところです。

参考記事 ロイターイギリスGDP発表

 

 

 

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