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日本銀行の金融緩和政策の効果のを考察!正常な方向に進んでいる!?

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物価目標の達成が現実を帯びている!?

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ドル高円安の今、輸入品物価のインフレ圧力が増している中、今の展望をみてみると、コストの増加を企業の価格転嫁が予想以上に進んでいる点、また、人手不足の中、業績好調な企業などの来年度以降賃金の上昇もささやかれているようです。リスクバランスチャートをみてみると、金融政策委員の多くが消費者物価上昇率1.6%の見通しには上方リスクが高いとみているようです。

この経過を見る限り、インフレ率は2%の維持、物価と賃金の好循環となり、日本銀行が目標に掲げてきた政策目標の実現の可能性が現実を帯びてきていると言われています。

日本銀行が進めている金融政策をみて、正常か異常なのか考える限り、世界のほとんどの中央銀行の政策は利上げ政策を打ち出しています。その一点から見る限りどうしても異常ではないのかと見えます。そして、日銀の政策目標である、物価の安定化は優先課題。金融緩和を続けていくことにより、物価の安定や経済の安定化を進める意味でも、日銀の正常化の指針を示すことは重要と言われています。

日本銀行正常化のステップ!

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日本銀行が進めてる、コロナ流行の影響を抑えるための資金の供給オペがありますが、これには、コロナ感染が影響し、金利を抑えたり、現状維持のままにする方針を示しています。コロナ流行が終了し、影響が少なくなってきた場合、供給オペは解除すると言う方針を明確化する、これが正常化の第1段階と見られます。

明確化されていない政策が存在しています。聞きなれない言葉ですが、イールドカーブコントロール「質的量的金融緩和」政策を正常化にしていくのかは、明確化されていません。

この政策は「消費者物価指数2%を、必要なところまで安定的に持続していけるよう、長短金利操作付きで量的質的金融緩和を続ける」と言う政策だと言われています。

そして、この政策の解釈は、物価目標の安定化が見通せる時点で「量的質的金融緩和」を終了すると考えられます。「量的質的金融緩和」の下で、政策金利を上の方向に引き上げられたら、正常化の第2段階に設定されると考えられます。

金融市場への対応はどうなるか!?

予想される課題として、一つは、第2段階での金融市場での事態で、長期金利を誘導的に引き上げてみた時、引き上げを先に読んで、長期国債を売ることが強まると予想されます。

日本銀行はこれに対抗して、大量に国債を買い占めたとしたら、政策の意図に反し、政策の正常化は進まないことが予想されます。

正常化が進むための日本銀行がとれる対応策も存在すると言われています。

  • 第1段階・・・日本銀行の金融政策は、欧米の中央銀行の金融政策は金融引き締め政策をとっており、日本とは異なる点を強調し金融市場の理解をえること。
  • 第2段階・・・イールドカーブコントロール(YCC)を停止後、長期国債の利回りを金融市場と日本銀行で、均衡値をイメージし共有する。
  • 第3段階・・・万一の対策に、国債の買い入れを限定しながら発動する余地を残す。

金融市場と日本銀行との間で、長期国債利回りの均衡値を共有できたとしても、実際の利回りは変動していくと予想されます。また海外の財政などによっても価格変動が変わってくることも予想されると言われています。その場合時限的かつ焦点を絞り国債買い入れを発動できるようにしておくことが、より有効な手段のようです。

これらの対策検討を踏まえてみた時、物価の安定的な目標を達成できると見極められた時、いろいろな対応策を導入しながら 「量的質的金融緩和」の下で金利政策の調整に入ることが予想さえると言われています。

最後に物価目標の安定が見えた時に「質的量的金融緩和」は実現されると言われています。そして、このような成果を得られた時に、金融市場の混乱など起こった時でも、影響されないようにするためにも金融政策の正常化のイメージを共有していくことが、重要の様です。

参考記事ロイター日銀の金融緩和政策の正常化について

 

 

 

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