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世界金融は大丈夫か!?英国売りが進み英ポンド相場の値下がりすすむ原因を考察!

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イギリスのトラス政権に「ノー」!?

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9月6日に任命されたイギリスの新大統領トラス氏ですが、その新政権の打ち出した政策に対し今「ノー」が突き付けられているというのです。その原因がトラス大統領の経済政策「大型減税」に対し、イギリスの市場では端緒をなし、動揺が広がっている状態となっているためです。通貨のポンドが過去最大の値さがりになり、イギリスの国債や株式も次々と売られ、「英国売り」の状況が高まっています。この状況が世界の金融不安の火種に陥らないかと警戒が高まってきています。

トラス政権経済政策「大型減税」なぜノー!?

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イギリスでは新大統領の下、政権を発足していますが、2022年9月23日に「大型減税」と言う経済対策が発表されました。ロシアによるウクライナ侵攻が長期化しており、物価が高騰となり景気が後退するのではとの不安の声が強まってきている中、法人税の増税の撤回や所得税の減税が打ち出されました。その結果外国の為替市場では、ポンドが急落しその後過去最高の安値をつけました。また、株価も急激に落ち込む結果となりイギリス経済は苦しい局面になったのです。

世界経済にも影響してきた!?

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イギリスで起きた金融不安が、イギリスだけに留まらず、ヨーロッパやアメリカなどの金利引き上げにも影響し、株安やドル高の肩入れになったのです。イギリスメディアの間では、このままでは資金の運用で長期債を保有している多くの年金基金などは、危機的な状況に追い込まれており、このまま破綻してしまう企業が増えてきてしまうと伝えており、世界的に金融危機は免れないと見ています。

国際通貨基金(IMF)も異例の批判!?

今回のイギリスの経済対策の減税案に対し、世界経済をも不安に落としいれているとして、「大規模で対象を絞らない財政政策は推奨しない」と国際通貨基金(IMF)からも批判があがりました。それぐらい今回のイギリス政権の経済政策は、異例ともいえるもののようです。それでもトラス首相は今回の減税対策は適切な対策とし、改める考えがないとしていました。

軌道修正へ!!トラス軽減対策案

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一時期は減税対策案は引き下げるつもりはないとしていましたが、2022年10月3日トラス政権の減税案は撤回すると発表があり、イギリスだけでなく、世界の多くの部署からの批判の声がトラス政権の減税対策案を突っぱねる形となったのです。

参考記事 JIJI.COMイギリス減税対策

 

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