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【決定】サウジアラビアなどのOPECが石油の減産!!石油価格の値上がりを考察!!

OPECプラス大幅な規模となる大量の石油の減産を決定!!

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2022年10月5日、ロシアなどの産油国含めた石油輸出国機構(OPECプラス)の会合が、2020年以来、オーストリアのOPEC本部でひらかれました。その中で今回、ヨーロッパやアメリカなどの金利引き上げなどの対策で世界経済の落ち込みを理由に、11月以降の原油の生産量を大幅に減らすことが決定されました。その量は1日当たりにするとおよそ200万バレルもの減量になるとの事です。燃料の価格は、ロシアのウクライナ侵攻の影響で今年3月に先物の価格が、1バレルが130ドル台の値を付けましたが、その後の動きは景気の落ち込みによる需要が落ち込むのではと懸念が広がり、1バレルが80ドル台となる値まで割り込んだりしてました。

「世界の経済状況に目を向けつつ、今後も積極的に対応していく」サウジアラビアエネルギー大臣コメントする!!

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サウジアラビアのエネルギーの大臣であるアブドルアジズ氏の考えは、世界の経済の状況が減速してきていることで、需要が落ち込み生産量も減ることも予想されます。そのような中であっても、減産をすることにより安定して持続可能な原油の生産を確保することが目的だと思われます。そして、今後も積極的に対応していくと答えています。

アメリカの石油の備蓄基地から大量放出!?

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アメリカのバイデン大統領は、「世界の経済が、ロシアのウクライナ侵攻で影響を受けている中、OPECプラスの決定事項には失望している。この決定は、低所得や中所得の国々に大きく深刻な影響を与える」との批判をしました。そして、アメリカ国内の燃料の価格を抑えるため、11月におよそ1000バレルもの量を石油備蓄の基地より大量に放出する事を発表しています。

ニューヨーク原油先物価格上昇!!

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2022年10月5日、OPECプラスが原油の大規模な減産を決めたことを受け、需給の引き締まりが高まる見方となり、国際的な先物の価格がおよそ3週間ぶりに、1バレルが88ドル台と上昇しました。ロシアのウクライナ軍事侵攻で、一時1バレルが130ドル超え世界的インフレの加速要因となりました。その後は9月下旬には1バレルが80ドルを割り込んでいましたが、今回の減産決定において、市場関係者は原油価格は当面高止まりするとの見方になっているようです。今後の燃料価格には特に注意深く見ていく必要がありそうです。

参考記事 NHK NEWS WEB OPEC

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