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覆面介入の実施で円安は落ち着く!?これからの円安の動きを考察

stock-g32a149279_1920 【速報】最新の経済ニュース!おすすめ情報をわかりやすく解説!

今回の介入で円安は落ち着くのか!?

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1ドルが150円台に達した2022年10月20日の東京市場、32年ぶりの円安になりました。この状況を受けて、21日の深夜に、日本政府は今年2回目の介入に至ります。今回の介入に関して、政府は介入の有無を明らかにしていない覆面介入と言われています。

この時の介入のタイミングは、海外の市場での時間帯で行われたのです。通常海外の市場での介入の場合、海外の中央銀行に委託する「委託介入」と言う形が一般的です。各国と足並み揃え行う協調介入時は、委託介入で行うことが多いと言われています。

今回は単独介入と言われていて、一般報道などでも欧州の中央銀行は21日には介入をしていないと明らかにしています。おそらくアメリカのFRB(連邦準備制度)が、日本からの強い要請を受けて委託介入したのではないかと見られています。

予想外に大きかった今回の介入の理由とは!?

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今回の介入では、前回を上回る7円程度の幅となりました。一般的には最初の介入が効果が出やすいと言われていますが、今回の結果を見る限り予想外の結果になったと言う事です。

予想外の結果が出た理由は4つあると見られているようです。

1.東京市場での為替介入が行われることに警戒感を持っていた為替市場では、今回の介入が海外の市場で実施されたこと。

2.海外市場でのドル円の取引回数は、東京市場と比べ少ないため、介入の効果が出やすかった。

3.今回の介入の規模は大きかった可能性があること。

4.アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)の観測記事として、利上げのペースを縮小すると出たため、アメリカの長期金利が下がり、円高ドル安の圧力のタイミングで為替介入が実施されたこと。

ウォールストリートジャーナル紙によりますと、アメリカのFRBが11月の1,2日に開かれるFOMC(連邦公開市場委員会)で0.75%の追加利上げを行い、12月には利上げのペースを縮める可能性を、どのように市場に伝えていくのかを議論するのではないかと見られています。

利上げペース縮小議論FRBで行うのか!?

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今回の介入による円安の流れに歯止めが継続することは難しいとの見方が強い。日本銀行の金融政策の切り替えでもない限りは厳しいとの判断です。

また、アメリカのFRBの金融政策の利上げ幅の縮小が打ち出されたとしたら、日本との金利の幅も縮まり、ドル高円安の動きにも変化がみられるとの公算が大きくなります。

FRB内の動きの対し、ウォールストリートジャーナル紙では、今起こっている経済の悪影響に配慮し、利上げ幅を縮めることなども検討し始めていると報じられています。この動きは、3月以来の円安の終盤戦との見方も出てきました。しかしながら、この意見も分かれているようで、はっきりとは見えていないようです。

今年年末から来年の1月から3月期のタイミングで円安に歯止め!?

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アメリカのFOMCでは、12月の利上げ幅は0.5%と同意の項目になってるようです。FRBの利上げ対策で後0.25%縮小しない事には、利下げになったとは判断は出来ません。

しかしながら、FRBの金利政策が0.25%の利上げ幅を縮小させるのも近いのではないかとの見方もあるようです。経済や金融市場の不安定や、アメリカの大幅な利上げがドル高進行の理由が明確化して、FRBは利上げ幅は縮小に動くのではないか、そうなれば円安は縮小し安定してくるのではないかと、期待を込めて祈るばかりです。

参考記事 NRI円安の修正

 

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