企業の値上げの動き！その実態！？
国内企業へ調査をした結果が発表され、その結果、多くの企業で、今後も値上げを考えていることがわかりました。また、値上げ実施済みの企業合わせておよそ7割近くに上ることが分かったのです。アンケート結果の詳細を調べてみました。
- 22年8月までに値上げをした、または予定の企業・・・約9％
- 22年9月までに値上げを予定している企業・・・・・・約11％
- 22年10月から年末にかけて値上げ予定の企業・・・・約17％
23年の年明けから９月頃までには、およそ7％の企業が値上げを予定しているとの回答が出ました。なお、値上げは1年以内には実施予定がない企業、値上げしたいが出来ないと答えた企業が合わせて、約23％あることもわかりました。
値上げが予想される企業
業種別の観点から見てみると、値上げが実施されたもしくは予定の企業としては機械や機械器具関係でおよそ90％、化学品の製造関係がおよそ50％を占めています。また、食料品や飲食品関係企業もおよそ50％近くが値上げを予定。多くの企業が、値上げ実施したまたは、値上げ予定との事で、国民の生活の負担が大きくなることは、容易に予想されます。
値上げせざるを得なかったの声多数！！
値上げに踏み切らずを得なかったと、多くの企業から声が発せられました。原料不足や、運賃コストのアップで、製造の値段が大幅に上がったため、販売の価格に転嫁したなどの声も上がりました。しかし、販売の価格に転嫁するにしても限界があり、同業の競合の他社の動きをみながらの対策になる為、容易に転嫁する幅も厳しくなるとの声も上がりました。その他では、円安でコストが上がった分、販売の価格に転嫁するなどの対策も取れたが、最近の為替市場の動きで円安の進み具合が早すぎて、追いついていけないとの声も上がりました。各企業の様々な自助努力も見える中、円安スピードの速さには追い付いていけてない実態も見えてきました。
値上げしたいのに！？
多くの企業が値上げを敢行する中、値上げをしたくても出来ない企業（全体の約35％）も多数あることがわかりました。主に運輸業や倉庫関係の企業がそれにあたり、顧客先などからの影響が大きいとみられています。食品を運搬する運送業者は、荷主にあたる業者が円安で値上げに踏み切っている関係で、値上げ要請を受け入れてもらえないことや、他社との見積もりを取られることで、値上げを容易には出来ない状況が生まれていると言われています。
円安 我慢するしかないのか！？
今の情勢を見渡す限り、日本全体が円安の波により、物価の値上がりの影響を受け苦しんでいる実態が見受けられます。苦しんでい、我慢を強い入れられている国民の早急な抜本改革で、早急な救いの手を差し出して欲しいと思います。
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