何が原因！？貿易赤字過去最大のマイナス2兆8173億円に！！その背景を考察！？

1年余り続く貿易赤字！！今回最大のマイナス2兆8173億円の貿易収支額！！

比較可能とされる1979年以降、最大の赤字の貿易収支額。その背景にあるのが円安による輸入コストの大幅な増加が原因だと考えられています。ロシアのウクライナ侵攻の長期化により、原油を含むエネルギーの価格は増々膨らんできていることが背景にあると見られております。

予想を上回る大幅な赤字額！

輸出入の詳細を見てみますと、輸入が前年の同じ月と比べると、およそ50％増の10兆8792億円。おもに原油や石炭のほか、液化天然ガスなどが19ヵ月も連続で増加しました。一方輸出においては、同じく前年同月比で22％弱の増加で8兆0619億円となりました。輸出製品を押し上げた主なものには、自動車や半導体の製造装置、また鉱物性の燃料などが含まれます。そして、輸出の増加は18ヵ月連続の増大となっています。なお、予想の貿易収支額は2兆3982億円の赤字予想でしたが、この値を大きく上回る結果となりました。

地域別でみた主な輸入国！？

輸入で見た国で、増加の大きかった国はアメリカで40％強の増加、増加額が1兆0687億円あまりとなりました。原油や医薬品、有機化合物は過去最大の輸入製品です。その他アジアなどからの輸入製品も過去最大になった製品、半導体の電子部品や衣類などは42％弱の増加で4兆7993億円あまりの増大となりました。

家計の負担増大か！？

13ヵ月連続での貿易赤字、現在の情勢を鑑みると長期化が予想されるなか、原油比の増加はこれから冬を迎えることを考えるだけでも頭が痛くなります。また、増々の物価の高騰も続き、家計の収入が増えない中での円安物価の高騰は早急な政府の対策を要します。いったいいつまで続くロシアのウクライナ侵攻や円安の現状！？これらの解決が安穏な生活に導く方策、誰しもが感じていることのように思います。

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